【書評】『民主党解剖 この国を本当に任せられるのか?』産経新聞政治部著 (1/2ページ) 2009.7.26 07:34 ■雲のようにわいてくる疑惑 私にとって、憲法改正の流れもつけられず、集団的自衛権の行使にも踏み出そうとしない自民党には愛想がつきていた。しからば、政権交代の可能性が高まっているといわれる民主党には期待できるのか。一時の感情に走って投じた一票が中長期的に国を誤るような結果になってはならないと考える人々にとって、絶好の手引きを見つけた。『民主党解剖 この国を本当に任せられるのか?』である。 事実こそ生命と考える記者11人が足で書いただけあって、ここには証拠となる材料がつまっている。小沢一郎氏は党代表を辞任したけれども、「政治とカネ」は西松事件に限らない。政党助成金も含む政治資金で都内一等地の不動産を次々に購入している事実をきちんと説明しないまま選挙に突入し、あとは「禊(み
エッ、まさか。驚いた。信じられなかった。岩波ホールで、バッタリと村山富市さんに会ったのだ。「やあ、久しぶり」と言われた。一昨年の10月にも会った。それ以来だ。あの時は、社民党の人や同志が沢山いた。だから心配はない。でも、この日は、たった1人だ。ガードはない。大丈夫なんだろうか。右翼に会ったりしたら困るだろう。「村山は国賊だ!」と言ってる人もいるんだし。 首相経験者にはSPが付く。24時間付く。数人が付き、交替でガードする。首相経験者は、日本では10人以上いるだろう。それだけでも莫大な予算だ。でも村山さんは、「僕はいい」と断ったと聞いた。だから、この日も1人だった。偉い。 7月25日(土)、岩波ホールで会ったのだ。夕方5時半から7時半まで、羽田澄子監督の記録映画「嗚呼 満蒙開拓団」を見た。とてもいい映画だった。何とも、かわいそうだ。夢を求めて大陸に渡った人々の悲劇がリアルに描かれている。 7
「新左翼三バカ大将」と称された三人のうちの二人が相次いで亡くなった。五月に太田竜、七月に平岡正明である。もう一人の竹中労は十数年前に亡くなっている、三人ともその醜名(しこな)通りの人物だった。多少まともだったのは竹中。太田はバカというより、新聞では書けないアレだった。平岡はこの路線じゃ駄目だと思ったのか、昔のことは口を拭った。どっちにしろ太田も平岡もゲテモノである。ところが、七月十六日と二十三日に朝日新聞は大きく追悼記事を載せた。正気とは思えない。 平岡は一九六二年頃、犯罪者同盟を結成。私有財産否定の犯罪者革命を決行すべく古本屋で『悪徳の栄え』を万引きしたはいいが、警察に逮捕され、梅本克己や丸山真男に嘲笑(ちょうしょう)された。私はその十数年後、犯罪者同盟について平岡に聞こうとしたが、それは秘密ですとかわされた。犯罪者こそ革命家だと言うのなら、支那で略奪や強姦をして戦争犯罪者となった連中も
渡辺喜美元行革担当相が総選挙に向けて立ち上げを目指す新党の名称が「みんなの党」に決まった。英語名称は「YOUR PARTY」になるという。渡辺氏は今週末にも新党設立の記者会見を開く方向で調整している。 渡辺氏は無所属の江田憲司前衆院議員と連携し、新党結成を前提に候補者発掘を進めてきた。衆院比例全11ブロックで候補者を擁立する方針。
いやーこのところの産経の発する怪電波もとい断末魔にはものすごいものがあります。あまりのモーレツさに窒息しそう。 【続・民主党解剖】政権前夜(1)党内対立避け皇室論議封印 http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090805/stt0908050014000-n1.htm http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090805/stt0908050014000-n2.htm http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090805/stt0908050014000-n3.htm http://sankei.jp.msn.com/politics/situation/090805/stt0908050014000-n4.htm http://sankei.j
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与党の衆院選共通マニフェストは、自民党による公明党への配慮が色濃く表れている。逆風の中での選挙戦で、党マニフェストより踏み込んででも公明党の主張を取り入れて、選挙協力を担保したい。自民党の苦戦ぶりと苦悩がにじむ。 (篠ケ瀬祐司) 四日の自民、公明両党政調幹部会談。自民党は党マニフェストでは明記しなかった道州制基本法制定時期について、共通マニフェストでは公明党の主張通り「三年をめど」とすることをのんだ。 やはり自民党マニフェストには具体策がなかった無年金・低年金対策でも、基礎年金の受給資格が得られる保険料の納付期間を「現在の二十五年から十年へ短縮する」との公明党の主張が、共通マニフェストに盛り込まれることも固まった。
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