大阪の天王寺動物園で、巨大地震が起きて飼育しているライオンが脱走したという想定の訓練が行われました。 大阪市にある天王寺動物園で行われた訓練は、来園客が入った状態で行われ、職員やスタッフに加え、ことしは消防が初めて参加しました。 訓練は、午前10時に南海トラフ巨大地震が発生し、天王寺区で震度6弱の揺れを観測したという想定で行われました。 地震発生の放送が流れると、被害の状況を把握するため、ヘルメットをかぶった職員たちが慌ただしく園内を巡回し、けが人などの情報収集にあたっていました。 そうした中、飼育しているライオンがおりから逃げ出して飼育員を襲ったという情報が入り、着ぐるみを着たライオン役の職員が園内を逃げ回りました。 職員たちは猛獣が逃げた際の対応を記したマニュアルに従い、盾や棒を持ってライオンを壁際に追い込み、最後は獣医が麻酔銃を撃って眠らせたあと、捕獲しました。 このほか、職員と消防
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