先日ご紹介した【中年期の歩行速度が速い方が、老化は遅い】という内容に対する追加になります。 中年期の歩行速度と、脳の老化が関連していたということ。 また、 中年期(45歳時)の歩行距離が遅いと心肺機能、血圧、糖尿病の指標、歯の状況、顔の印象が全て老化が早いという内容でした。 歩行距離は脳の神経細胞の機能やネットワークそのものをある程度反映しているということなのでしょうか。 また、脳の神経細胞の機能自体が、心肺機能や血圧、糖尿病の状況、歯の状態、顔の印象まで関与しているというのは、 神経細胞の機能が優れている(神経伝達速度の速度が速い) ⇒歩行速度が速くなる ⇒基礎の運動能力が高い可能性 なので、基本的な運動機能が高くなれば、 ⇒ 心肺機能が高くなる ⇒ 動脈硬化の改善(血圧の改善) ⇒ 運動能力の向上による肥満の改善やインスリン抵抗性の改善(糖尿病の改善) ⇒ インスリン抵抗性の改善・炎症