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科学に関するTurkoisYuのブックマーク (43)

  • 低線量被曝問題はなぜ混乱が続くのか - 市民研アーカイブス

    市民にとってよりよい科学技術とは― 市民の問題意識を高めるための講座や勉強会を運営し、 市民が主体となった調査研究や政策提言や支援事業をすすめています 東日大震災・原発震災の発生から1年が経過した2012年3月11日NHK日曜討論に出席した細野豪志環境大臣・原発事故担当大臣は,100mSv以下の低線量被曝の健康影響の問題に関して,「議論のあるところですが,疫学的な証拠がない」といった発言をした。昨2011年3月に水素爆発があいついだころ,「直ちに健康影響がない」との枝野幸男官房長官が耳目を集め,ついで低線量被曝の健康影響については「科学的な根拠がない」との説明が繰り返された。 低線量被曝が健康に影響をもたらす科学的根拠がないというのはどういうことだろうか。根拠がないのならば,なぜ,被曝を避けるための測定や避難,除染がされるのだろうか。被曝を避ける根拠は何なのだろうか。これら疑問に応える,

  • 03 第2回「科学者に言いたいこと、ないですか?」 | 未来設計会議

    あなたは科学に何を期待してきたでしょう? 3月11日後の大震災に際して、科学はあなたの期待どおりの働きを見せてくれたでしょうか? 事後処理と復興の活動が多方面で懸命に行われている一方で、さまざまな混乱や問題が生じているのも事実です。そこでは、渦中にある科学者もまた悩み苦しんでいたはずです。 この会は、これまでの8ヵ月余りの間に生まれた科学や科学者に対するあなたの疑問や不満そして期待と、科学者の切実な思いとをぶつけあい、ともに語り合う場です。科学が力を存分に発揮できる社会にするために、今、私たちが抱える課題と解決方法を探ります。(イベントはUstreamでライブ中継を行います。) 【出演】 原子核物理、気候モデリング、防災と、それぞれの分野で精力的に活動し、自らの役割を考え抜いた3名の科学者と、科学のあり方を追求してきた研究者が一堂に集結。各人の立場からの音トークをどうぞお楽しみに! 早

  • セシウム汚染:微生物で約90%除去 広島の大学教授ら - 毎日jp(毎日新聞)

    広島国際学院大の佐々木健教授(バイオ環境化学)らの研究グループは、微生物を使って泥の中の放射性セシウムを回収する方法を開発した。9月に福島市内で採取したヘドロでの実験では、セシウムを約90%除染することに成功した。実験に用いた光合成細菌が、カリウムとよく似た性質のセシウムを取り込んだ可能性があるという。佐々木教授は「汚染された土壌にも使える技術ではないか」と話している。 バイオ技術を活用した放射性物質の除去を研究している佐々木教授と、広島市の水道関連資材販売会社「大田鋼管」が9月、福島市内の公立学校のプールからヘドロを採取し現地で実験した。細菌90グラムをアルギン酸などに混ぜた粒状物質をビー玉大にし、濃縮したヘドロ50リットルに投入。3日間の放射線量を計測した。 その結果、実験開始前に毎時12.04~14.54マイクロシーベルトだった放射線量は同2.6~4.1マイクロシーベルトまで減少した

  • 御用学者がつくられる理由 -特集「科学は誰のためのものか」 -JST-RISTEXプロジェクト

    0887 科学 御用学者がつく られる理由 「科学」はときに,水戸黄門の「葵の御紋」の 印籠に似ている。 「科学的」と言われた瞬間,市 民はひれ伏さなければならないかのようだ。時代 劇では庶民の味方である黄門様が印籠を用いるか ら,視る者は溜飲を下げられるが,悪代官が葵の 印籠を使ったとしたらどうだろうか。そして現実 に,科学者がそのように振る舞っていると批判を 浴びることがある。いわゆる「御用学者」批判で ある。なぜこのような事態が起こるのか。そこに は科学と社会の関係に根をもつ重大な問題が存在 している。 「御用学者」 問題を解きほぐす 福島第一原子力発電所の事故によって,専門家 の発言が社会的に争点となる事例が続出した。情 報が不足し,社会に十分に伝えられない中で,事 故の見通しについて,あるいは放射能リスクの評 価と人々がとるべき対応について,楽観論や「安 全・安心」に偏った言説が

  • SciencePortal | 科学技術の最新情報を提供する総合WEBサイト サイエンスポータル

    3月28日 農業は地球の環境悪化の緩和に重要な役割を果たす フランス農学・獣医学・林学研究院 アグリニウム会長 マリオン・ギュー 氏 3月8日 近未来SF漫画で描かれるテクノロジーの未来 漫画家 山田胡瓜さん 12月28日 「世界中の望遠鏡が協力して中性子星合体を観測 ―重力波と光の同時観測『マルチメッセンジャー天文学』の幕開けは、何を意味するのか?」 理化学研究所仁科加速器研究センター 玉川 徹 氏 4月13日 《JST共催》『ひかり×ひと』-『情報ひろばサイエンスカフェ』で大学院生と中高生らが語り合う 「科学と社会」推進部 4月10日 「持続可能なの未来へ」をテーマに「ノーベル・プライズ・ダイアログ東京2018」開催 世界中からのの専門家が集結 「科学と社会」推進部 4月2日 《JST主催》「トップサイエンスによる社会変革への挑戦」―JSTの第2回ACCELシンポジウム開催 サイエ

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  • 生命科学とジェンダー

    畏友、高橋さきの氏による論説を、高橋氏および藤原書店の許可を得て転載します(無断で二次転載を行うことを禁じます)。 「生き物」たることばの最前線に翻訳者として日々関わりつつ、科学技術の側面から 現代社会の見据えようとする彼女ならではの明快なパースペクティブが提示されてい ます。二十一世紀、生命科学をめぐる「まことしやかな」言説が横行することはまち がいなし! 乗せられたくない人はぜひお読みください。生命も、性も、ほんとは深 くて面白いのだから。 生命科学とジェンダー 高橋さきの ■性の踏み絵 男と女には、違いがあるのではないか?、男らしさや女らしさは、生まれ つきのものではないのか?――性をとりまく何がしかの状況を変えたいと表 明すれば、必ずつきつけられるのが、こうした問いではないだろうか。 YESと答えれば、設問者の描く性の規範まで丸ごと認めたと認定される。 (ちなみに、「う

  • 公害問題に現われた科学的方法論の限界 | CiNii Research

    JaLC IRDB Crossref DataCite NDL NDL-Digital RUDA JDCat NINJAL CiNii Articles CiNii Books CiNii Dissertations DBpedia Nikkei BP KAKEN Integbio MDR PubMed LSDB Archive 極地研ADS 極地研学術DB 公共データカタログ ムーンショット型研究開発事業

  • 2号機の格納容器、震災直後に穴開いた可能性 : 科学 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    東日大震災直後に、東京電力福島第一原子力発電所2号機の格納容器が損傷、直径約7・6センチ相当の穴が開いた可能性のあることが、日原子力研究開発機構の柴泰照研究員の模擬実験で分かった。 格納容器の損傷度を示す具体的な数値が推定されたのは初めて。北九州市で開かれている日原子力学会で21日、発表された。 柴さんは、交流電源が喪失した後に、蒸気で注水を継続する非常用冷却装置「原子炉隔離時冷却系」(RCIC)の動作状況、圧力の推移など東電が発表したデータを活用。RCICへの水の供給源は、震災14時間後に、枯渇した復水貯蔵タンクから格納容器の底部の「圧力抑制室」に切り替わった。 この場合、熱が外部に逃げないため、圧力は、震災後、2日程度で設計圧力(約5気圧)の2倍まで急上昇する。しかし、実際は、圧力の上昇は緩やかで、7気圧に達するまで3日以上経過していた。

  • 蹴りペンギン報告書 橋の上の科学的説得

    こんな物語を考えてみた。 深い谷にかけたれた橋。 そこはバンジージャンプの名所です。 ジャンプ台に立ってみると目もくらむような高さ。 スリル好きの人じゃない限り、恐怖で一歩も動けないような場所です。 このジャンプ台の横には立て看板があります。 そこには足に巻きつけられてるゴムの強度が飛び降りたとき十分耐える強度を持っていること。 そして過去に一度も事故が起きていないことが説明されています。 物理的に安全なことが実験により確かめられ、それは統計的にも確かめられていると言うことです。 さて、ここにSさんがやってきました。 Sさんは下を見て怖くなってしまいました。 「絶対に飛び降りたくない!」 さて、ここに科学者がやってきて説明してくれました。 「このバンジージャンプは科学的には安全と言えます。」 周りのギャリーが声を上げました。 「そこから飛び降りられないのは、科学がわかっていないからだ!」

  • チェルノブイリ原発事故と福島原発事故の比較に関して - 2011年08月10日 - 福島原発事故に関して

    様々な場面でチェルノブイリとの比較が取り上げられていて、色々誤解もあるので、一応調べた限りでまとめてみる。 1・チェルノブイリの汚染区域に関する誤解について。 よく「55万ベクレル以上で、これはチェルノブイリの強制移住区域以上の汚染地域」という表現を目にするが、これに関しては色々と誤解がある。この出所は恐らく京大の今中准教授の研究であろうが、誰がこれを曲解して「強制避難」と言い出したのかは良くわからない。ちなみに今中氏のチェルノブイリ研究についてはネットでも見ることができる。 http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/Chernobyl/saigai/Mtk95-J.html この資料を読む限り、まず第一に解ることとして、55万ベクレル以上で強制移住区域という言葉はどこにも書いていない。二次移住区域とは書いてあるが、強制の文字はない。そしてもう一点。実際にこの区分

    チェルノブイリ原発事故と福島原発事故の比較に関して - 2011年08月10日 - 福島原発事故に関して
  • なぜ科学教育は必要か

    はじめに 1959年に「二つの文化」1)という講演の中でスノー(Snow, C. P.)は、「イングランドで知識人は人文と自然科学の二つのグループに分かれ、お互いに他方を理解するのが困難になり、同じ英語を語っているにも関わらず、コミュニケーションが殆どない」と論じた。彼はこの二つの文化の間に「橋を架ける」必要があると感じてこの講演で問題提起をしたのである。以来40年が経ったが、この二つの文化の間の溝は埋められるどころかますます広がっていくように見える。しかもこの二つの文化現象は、イギリスのみならず、日を含めた全世界において認められる。 この「二つの文化」の存在を認める学者の多くはこれを教育の問題として捉え、教育、特に一般教育を通して改善がはかられると期待した。例えば科学者のあいだには文科系学生の科学教育により、この「二つの文化」間の溝を埋めようとする試みもあったが、顕著な成功があったとは

  • 日本学術会議哲学委員会主催、日本哲学系諸学会連合・日本宗教研究諸学会連合共催シンポジウム「原発災害をめぐる学者の社会的責任―科学と科学を超えるもの」

    東日大地震が引き金となって起こった福島第一原子力発電所の事故により、大量の放射性物質が放出されました。この事故により、多数の周辺地域住民が移住や長期の避難生活を強いられています。避難区域外に居住する人たちの多くも、放射性物質による汚染から生ずる健康被害のリスクを見越して、さまざまな対応を迫られています。農水畜産業に携わる生産者を初め、多くの職業人も甚大な損害を被っています。 こうした原発災害に対して、日の学者・学界は適切な判断や情報提供を行い、科学・学術に携わる者としての社会的責任を十分に果たしてきたでしょうか。原発事故後、必要な情報がなかなか示されず、安全だと言われてきたのに実は危険があったと分かり、後から説明される「後出し」情報が目立ちました。放射能の人体への影響について、いかなるデータに基づいてどのような健康被害のリスクが予測されるのか、被害を避けるにはどのような対処が必要なの

  • 私も原子力について本当の事を言うぞ (5ページ目):日経ビジネスオンライン

    小田嶋 隆 コラムニスト 1956年生まれ。東京・赤羽出身。早稲田大学卒業後、品メーカーに入社。1年ほどで退社後、紆余曲折を経てテクニカルライターとなり、現在はひきこもり系コラムニストとして活躍中。 この著者の記事を見る

    私も原子力について本当の事を言うぞ (5ページ目):日経ビジネスオンライン
  • 『避難リスクは被曝リスクの何倍?』の比較は不適切です。 - flurryのとこ。

    id:tikani_nemuru_M氏の以下のエントリーですが、出どころ不明のデータを用いて不適切な比較を行っていると考えます。 『避難リスクは被曝リスクの何倍?』 http://d.hatena.ne.jp/tikani_nemuru_M/20110901/1314817487 1: 出どころ不明のデータ 山下俊一氏がインタビューで述べたらしい「チェルノブイリでは避難住民の寿命が65歳から58歳に低下しました」という数字が正当かどうかですが、 >海外の専門家の目にもさらされる外国雑誌のインタビューだしにゃ そんなことを信頼性の根拠にされても困ります。具体的な数字の出どころを示してもらわないと。*1 ……冒頭に結論を言ってしまいましたし、正直これだけで済ませたいのですが続けます。 2: 「避難住民の寿命が65歳から58歳に低下」について、もう少し 何年から何年か、のデータかもわからない数字

  • 時事ドットコム:性病人体実験で83人死亡=グアテマラで−米大統領委発表

    性病人体実験で83人死亡=グアテマラで−米大統領委発表 性病人体実験で83人死亡=グアテマラで−米大統領委発表 【ワシントン時事】米国が1940年代に中米グアテマラで、性感染症の治療をめぐる「人体実験」をしていた問題を調査している米大統領委員会は29日、実験で少なくとも83人が死亡したと発表した。  実験は46年から48年にかけ、当時は新薬だった抗生物質ペニシリンの効果を調べる目的で約5500人に行われ、このうち1300人が性病に感染した。実験に関する事前説明はなく、同意も取っていなかった。  売春婦を梅毒や淋病に感染させ、兵士や刑務所の受刑者らと性交させるなどして実験を行った。実験対象者には精神病患者も含まれていたという。  同委員会のグトマン委員長は「医学実験が現在は倫理的に行われていることを人々に保証するためにも、非倫理的な歴史的不正を正確に記録することが重要だ」と強調した。  人体

  • 反科学主義とメタ科学Ⅲ―科学社会学― : kamokaneyoshiのブログ

    8月4 反科学主義とメタ科学Ⅲ―科学社会学― カテゴリ:福島原発事故関連文化論 メタ科学批判シリーズの最後として、科学社会学を取り上げる。科学社会学はメタ科学の中でも新参者でその歴史は100年にも満たない。自然科学系の科学者の中で考えた場合、科学史や科学哲学には関心を持っても、科学社会学についてはその存在すら知らないのが多数派であろう。事実、私も福島原発事故を契機として初めて科学社会学という名の専門分野の存在を知った一人である。科学者は社会的存在であり、科学の成果が社会に対して大きな影響を与える以上、社会の中での科学の有り様を研究する分野としてのメタ科学の必要性は当然と言える。科学社会学が現在の社会における政策決定にどの程度の影響力を持つのかは不明であるが、科学と社会が健全な関係を保つ上で、科学社会学に求められる役割は大きい。他方、福島原発事故を契機として、科学社会学者―科学社会学の研究者

  • 知の結集阻む理学部と工学部の壁 : 今を読む:科学 : Biz活 : ジョブサーチ : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

    科学部デスク 保坂直紀 東日大震災にともなう東京電力福島第一原子力発電所の事故で、なんども「想定外」という言葉を聞いた。 これほどの巨大地震が起きることは想定外で、高さが15メートルにもなった津波も想定外。原子炉の最低限の安全を確保するための非常用電源がすべて使用不能になってしまったのも想定外だった。 人間は、過去から学ぶ。過去に経験しなかったこと、あるいは、過去の経験や知識から類推できないことを想定するのは、たしかに難しい。問題は、今回の「想定外」が、最善を尽くしたうえでの想定外だったのかという点だ。 今回の原発事故を契機に、原子力開発関係者の閉鎖性が、「原子力ムラ」という言い方でしばしば指摘されてきた。顔見知りの村人なら信頼するが、それ以外のよそ者は、いい人か悪い人かを確認する以前に拒絶してしまう。自分と違う価値観を持った人たちを受けつけず、狭い自分たちの知識と慣習だけで事を進める伝

  • そのほかのサプリメントについて 「EM菌」 - ベラルーシの部屋ブログ

    これも多くの方からご質問いただきました「EM菌」についてです。 このEMについて日のあるボランティア団体が、15年も前からベラルーシの子どもを助けるということで、ベラルーシ国内に広めようと努力されていました。私はちょうどそのころ、この団体でボランティアをしていました。最初この団体の活動を聞いたときは、チェルノブイリの子どもたちを里子として、日の里親家庭のもと、保養滞在して放射能を体内から排出させる、という活動をしていると聞いたので、ボランティアをすることを承諾したわけです。 確かに何十人もの子どもたちのためにビザ申請の書類を作成したり、ミンスク・モスクワ間の飛行機を予約しに行ったり、里親さんがベラルーシ訪問されたときには、土産物まで代わりに買いに走ったり、と保養活動のお手伝いをしました。 しかし実際には保養の手伝いより、EM菌をベラルーシに広めるためのボランティアのほうが多かったです。

    そのほかのサプリメントについて 「EM菌」 - ベラルーシの部屋ブログ
  • 科学とは何か――森博嗣の見方 - Interdisciplinary

    まず、科学というのは「方法」である。そして、その方法とは、「他者によって再現できる」ことを条件として、組み上げていくシステムのことだ。他者に再現してもらうためには、数を用いた精確なコミュニケーションが重要となる。また、再現の一つの方法として実験がある。ただ、数や実験があるから科学というわけではない。 個人ではなく、みんなで築きあげていく、その方法こそが科学そのものといって良い。 森博嗣 『科学的とはどういう意味か』 P107 森博嗣による、「科学とは」「科学的とは」どういったものか、に関して自らの経験に基づいて書かれたエッセイ。言わずと知れた「理系作家」の書いたものであり、個人的にも一番好きな作家であるので、刊行前から注目していた。 書では、エンジニアとしての森(彼は自身を「科学者」とは言わない)の、大学教員としての生活――教育や研究の経験――などが踏まえられ、「科学」とはどういったもの

    科学とは何か――森博嗣の見方 - Interdisciplinary
  • 科学コミュニケーション:一撃の威力 - Interdisciplinary

    昨日twitterでも書いたのですが、このは、科学コミュニケーションの領域において大きな意味を持つとなる可能性を持っているのではないかな、と思います。 というのも、いわゆる科学コミュニケータや専業の科学者が書く物と比較して、想定される、言説が届く広さ、層、総量、などが全く違う、と考えられるからです。森氏は著名な小説家ですので、潜在的に獲得し得る読者層は幅広く、人数も多いでしょう。「科学」にそこまで強い興味を持っていなかったが、森さんが書いたものなら、と思って手にとる、という人もいるでしょうし(森氏のが好きなら既に科学に興味がある、という人も多いかも知れないけれど)、新刊書として書店に平積みされていれば(私が買った書店ではそうだった)、著者を知らない人でも目に入る可能性も高いでしょう。いわゆる「桁違い」の影響力を及ぼし得るであろうな、と。そして、その結果(及ぼした影響の程度)はデータ、

    科学コミュニケーション:一撃の威力 - Interdisciplinary