「新世紀エヴァンゲリオン」のエントリープラグの中や発令所に踊るディスプレイを見た時は衝撃でした。それまではアニメの中であそこまでデザインされたモニターグラフィックは見たことがなく、SFの中の映像と言えばスターウォーズのR2D2などの3D表示、ホログラフィックの表現の方が印象的でした。モニターグラフィックが印象的となったのは私の中ではエヴァンゲリオンが最初でした。 ディスプレイ表現とホログラフィック表現の間の子のようなものでは、「機動戦艦ナデシコ」が記憶に残っています。XYZ軸のうち、XZ軸だけを使った空中に浮かぶディスプレイがコミュニケーションツールとして、ところ狭しと飛び交っていました。 今、アニメの中のインタフェースは様々な表現があり、一方向にトレンドを決めるのは困難です。強いて挙げるとすれば、CGの使用が普通となったため、発光表現とディスプレイの中でもある程度の立体感をもった表現が多
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