新型コロナウイルス感染者と濃厚接触した可能性を知らせる国のアプリ「COCOA(ココア)」で、これまでに札幌、函館、小樽の道内3市の保健所管内で少なくとも650人以上が通知を受け、6人の陽性が確認されていたことが分かった。ココアについては「一定の効果がある」と評価する専門家もいるが、不具合で一部通知が届かないなどのトラブルも起きており、普及拡大には課題も多い。 ココアは、アプリをダウンロード(DL)した利用者のスマートフォン同士が1メートル以内で15分以上接触した記録がスマホに残る。感染した利用者が保健所から発行された番号をココアに登録すると、過去2週間に接触した可能性がある人に通知される。読者と調査報道に取り組む「みなぶん特報班」に函館市の40代主婦から「身近に通知された人がいないが、成果は出ているのか」と疑問が寄せられ、道内の状況を調べた。 厚生労働省によると、2月2日までのDL数は24
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