mylist/10002009
津波が押し寄せる前に列車を降り、線路伝いに避難する高校生たち=3月11日、気仙沼市岩月千岩田(内藤周司さん撮影) 倒壊した家々の残骸の中で、列車が斜めにねじれる。気仙沼市岩月千岩田の住宅地。3月13日付の朝刊に、津波に流されたJR気仙沼線の車両の写真が掲載された。その時点で安否が分からない乗客も少なくなく、関係者は気をもんだ。乗客約30人は津波が襲来する直前、乗務員の指示で車内を脱出していた。 ◎「そっちは危険」叫ぶ声/誘導的確、乗客命拾い 帰宅途中の高校生の笑い声が響く。お年寄りはうとうとと居眠りしている。3月11日。午後の列車内には、いつもと変わらぬ光景があった。 2両編成の気仙沼発小牛田行き上り列車。松岩駅(気仙沼市松崎片浜)を午後2時45分の定時に出発し、その約1分後のことだった。列車を突然、跳ね上げるような衝撃が襲った。 「脱線?」。気仙沼高3年の小野寺晴海さん(18)は、
国土交通省は19日、中型車以上の東北地域の高速道路無料化措置について、予定通り8月末で打ち切る方針を固めた(一部既報)。 22日の高速道路のあり方検討有識者委員会で意見を聞いたうえで、23日の閣議後会見で大畠国交相が発表する。 同省は当初、9月以降も無料化措置を継続し、第3次補正予算で予算を確保してETCによる東北域内限定の全車種無料化に移行する予定だったが、被災地の復旧・復興と無関係な「目的外利用」が一向に減らないことや、予算確保の目途が立たないことなどから、8月末で終了する方針を固めたものだ。 被災・罹災証明を持つ被災者の無料化措置は予定通り1年間継続する方針で、中型車以上であっても被災者が同乗していれば9月以降も無料化措置が受けられることになる見通しだ。 《レスポンス編集部》
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く