警察官と自衛官。職場では少数派の女性が、仕事や子育ての悩みを話し合う意見交換会が22日、岐阜県各務原市の航空自衛隊岐阜基地であった。警察官と自衛官が交流する「女子会」は、全国でも珍しいという。 20~50代の岐阜県警の女性警察官29人と同基地所属の女性自衛官ら13人が参加した。8人程度のグループに分かれ、お茶やお菓子を囲んで車座になると、話に花が咲いた。「子どもを産んで辞めようとは思わなかった?」「異動はどのくらいのペース?」 子育て中の30代の自衛官が「夫も自衛官で、辞めずに協力して子育てをしていく方がいいかなと思っている」と話すと、50代の警察官が「子どもが小学校に上がると、(仕事との両立が難しくなる)『7歳の壁』がある。辞めようと思ったこともあるけど、続けてよかった。続ける価値のある仕事だから、辞めないでほしい」と語りかけた。 企画した一人、県警警務課の伊… こちらは有料会員限定記事