「愛する人を救えなければ、強制的に過去に戻され、その度に親友や家族が一人ずつ消えていく」という失敗が許されない過酷なルールの下、主人公・綜士が『時計部』の先輩・草薙千歳と、不思議な同級生・鈴鹿雛美と共に、この現象を止めるため奔走する新時代のタイムリープ・ミステリ。作者は綾崎隼。
NHK大河ドラマ「真田丸」が10回目の放映を終えた(全50回)。脚本家・三谷幸喜氏と豪華布陣が織りなす戦国絵巻の序盤戦をテレビコラムニストの桧山珠美氏が振り返り、今後の展開への期待を語る。 NHKの大河ドラマ第55作「真田丸」(全50回)がスタートして、はや3か月。戦国随一の智将と言われた真田信繁(幸村)の波乱の生涯を描くもので、脚本は三谷幸喜が手掛ける。 三谷が大河ドラマの脚本を手掛けるのは2004年の「新選組!」以来2度目。ちなみに主演の真田信繁を演じるのは堺雅人。堺は「新選組!」で山南敬助を演じ、その演技力が高く評価され、知名度が上がった。三谷と堺は相性がいいのだ。 ファンも多いがアンチも多い ところで、三谷幸喜といえば、なにかと毀誉褒貶(きよほうへん)のすさまじい脚本家だ。ファンも多いがアンチも多い。 三谷の旺盛なサービス精神のなせる業なのか、番宣などに出まくって、そこで人を食った
2014年に廃止されたJRの寝台特急「あけぼの」(上野-青森)などで東北各地を走った客車27両が、秋田市の秋田港大浜埠頭(ふとう)で4カ月以上も野ざらしになっている。海外に輸出される予定だが、時期は不透明だ。 客車は24系と呼ばれる青い車体で「ブルートレイン」として親しまれた。老朽化や利用者の減少で廃車が進み、21日で運行を終える急行「はまなす」(青森-札幌)を最後に引退する。 JR東日本広報部によると、東京都内の貿易代理店から中古車両の提供要請を受け有償で譲渡した。「コンゴ民主共和国に輸出する」と説明があったという。 車両は昨年11月、青森市の車両基地から3回に分けて秋田貨物駅(秋田市)に回送し、代理店に引き渡した。JRは「引き渡し後は代理店の管轄であるため、輸出日程などは分からない」と話す。 客車が保管されているのは船積み前後の貨物を置くコンテナヤードと呼ばれる場所。管理する県
震災から半年後にあった岩手県大槌町の合同供養祭で、香川県小豆島町から贈られた菊を海にささげる遺族ら=2011年9月 選抜高校野球大会(20日開幕・甲子園)で21日、釜石と小豆島(香川)が対戦することに、岩手県大槌町赤浜地区の一部住民が特別な思いを抱いている。かつて約870キロ離れた小豆島から先祖が移り住んだという伝承があり「小豆島」「小豆嶋」の姓を持つからだ。21世紀枠同士の組み合わせに加え、釜石の主戦岩間大選手(17)は赤浜出身。町は東日本大震災で大きな被害を受け島から支援を受けた経緯もあり、不思議な縁を感じている。 姓は島名と異なり「しょうずしま」と読み、震災前は十数軒あり、現在も仮設住宅などに住む。名乗り始めた人が移住した時期は江戸時代末期とも言われるが、はっきりしない。 水産加工会社社長の小豆嶋敏明さん(53)は「もちろん赤浜育ちの岩間さんに勝ってほしいが、名前の由来を考えると
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