東京オリンピックが開幕し、人出の増加が懸念されるなか、都の職員が不要不急の外出を自粛するよう呼びかけを行いました。 若者からは「人出が減らないのは気が緩んでいるからではないか」とか、「オリンピックはやるのに外出を控えてほしいというのは筋が違うと思う」といった声も聞かれました。 開催都市の東京都に緊急事態宣言が出されるなかオリンピックは開幕しましたが、都内では感染拡大が続いています。 オリンピックは都内の会場では無観客ですが、23日夜の開会式では国立競技場の周辺に大勢の人が訪れたり、24日も競技を見る人が沿道に多く集まったりするなど、人出の増加が懸念されています。 こうしたなか、都の職員などが24日午後、東京・表参道で不要不急の外出を自粛するよう道行く若者などに呼びかけました。 職員たちは「変異ウイルスが流行している。味覚の異常や脱毛などの後遺症に苦しんでいる人も多くいる」と訴えていました。