第26回参院選県選挙区は10日の投開票の結果、国民民主党現職の舟山康江氏が自民党新人の大内理加氏=公明党推薦=を振り切り、3度目の当選を果たした。舟山氏の得票率は県全体で48%。大内氏の44%を4ポイント上回った。 県選挙区はほかに、共産党新人の石川渉氏、政治団体「参政党」新人の黒木明氏、NHK党新人の小泉明氏が立候補した。 舟山氏と大内氏の得票状況を衆院県1~3区別で見ると、県1区は大内氏が、県2区と県3区は舟山氏が、それぞれ制した。市町村別では、舟山氏が27市町村で優位に立ち、大内氏は8市町で上回った。 県1区は自民選対委員長の遠藤利明衆院議員の地盤。大内氏は県議時代から山形市を地元としている。得票率は、舟山氏が45%で、市町別では中山町の得票で上回った。大内氏は3市町を制し、47%の支持を集めた。県内最大の有権者がいる山形市は大内氏が47%、舟山氏が45%。 県2区は自民の鈴木憲和衆
立憲民主党県連常任幹事会で参院選を振り返る金子代表(右から3人目)。県連が抱える課題への対応を訴えた=12日午後、福島市 「立憲民主党県連の組織体制に課題が残った。対応が必要だ」。12日に福島市で開かれた立民県連の常任幹事会。落選した無所属新人・小野寺彰子陣営で中心的役割を担っただけに、代表の金子恵美は厳しい表情で選挙戦を振り返り、出席者も神妙な面持ちで聞き入った。当選した自民候補との差は約10万票。組織力の差を見せつけられた。 立民と国民民主、社民各党県連と県議会会派の県民連合、連合福島でつくる「5者協議会」の枠組みで小野寺を擁立した当初は唯一の女性候補と目されていたが、自民の分裂が回避された上、ほかに女性3人が出馬するなど状況は一変した。与野党による事実上の一騎打ちの構図には持ち込んだものの、状況の変化が結果を左右したとみる陣営関係者もいる。 それでも陣営は、大きな争点となった物価高対
議席奪還で決意を新たにする自民党県連の役員ら。本県の未来に向けた政策の実行力が問われる=11日午前、福島市 自民党新人・星北斗の当選から一夜明けた11日午前、福島市の党県連会館に役員らが集まっていた。6年前の雪辱を期した激戦。事実上の野党統一候補に10万票近い差をつけ「悲願の議席奪還」を果たした余韻で表情が和む。総合選対本部長を務めた県連会長の根本匠は「まさに総力戦の勝利だった」と、候補者擁立からの半年間を総括した。 自民が福島選挙区に新人候補を立てたのは15年ぶり。1人区になってからは初めてだ。それだけに陣営は党員・党友や143の支援・友好団体からなる組織への知名度向上に躍起になった。昨年12月の立候補表明から約200日間、星は前哨戦で県内を4巡、選挙期間中に2巡した。各地で支持者らを動員した大規模集会を重ね、陣営は震災後の医療復興や新型コロナウイルス対策に尽くしてきた星を「即戦力」と訴
仙台で定番の待ち合わせ場所といえば、JR仙台駅2階のステンドグラス前が真っ先に思い浮かびます。最近、老舗百貨店の藤崎(仙台市)がステンドグラスとの深い縁を公式ツイッターでつぶやいたところ、「知らなかった」など大きな反響を呼び、改めて注目を集めています。かつてステンドグラスのそばにあった仙台藩祖伊達政宗の騎馬像は、3代目が駅構内の別の場所で復活を遂げています。(編集局コンテンツセンター・小沢一成) 仙台で定番の待ち合わせ場所として親しまれているJR仙台駅2階のステンドグラス=2021年8月(JR東日本仙台支社提供) 設置は新幹線開業目前、新しいシンボルに 「実は1978(昭和53)年に、藤崎創業160周年記念として仙台駅に寄贈したものです」。藤崎が5月22日、仙台駅のステンドグラスにまつわるエピソードを公式ツイッターに投稿すると、「藤崎の寄贈だったとは、知らなんだ」「仙台恋しくなった」「『ス
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