兵庫県は15日、斎藤元彦知事(44)の新型コロナウイルス感染が確認されたと発表した。同日朝から38度台の発熱や倦怠感があり、医療機関で抗原定量検査を受けたところ、家族も含めて陽性と判明した。当面は自宅で療養しながら、リモートで可能な公務は続けるが、視察などは見送る。全面復帰は26日以降の見込みという。 県によると、斎藤知事は13日は自宅で過ごし、14日は南あわじ市で養殖漁業の現場などを視察したほか、徳島県鳴門市で「鳴門の渦潮」の世界遺産登録を目指す推進協議会の会合に出席した。濃厚接触に当たる関係者はおらず、視察に同行した職員2人は念のため自宅で待機している。 15日午前に予定していた県立明石公園の視察は中止した。同公園では県が進める樹木伐採を巡り、明石市の市民グループが「過剰な伐採で、生態系が脅かされている」と指摘。斎藤知事は25日に予定する泉房穂・明石市長との面談に向け、現地視察を計画し
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