イラク南部ウル(Ur)にある、紀元前2113年に建設されたジグラット(神殿、2010年2月4日撮影)。(c)AFP/ESSAM AL-SUDANI 【4月20日 AFP】戦争で荒廃したイラク南部のメソポタミア地域にある古代遺跡の周辺を、観光客が歩きまわる時がまもなくやってくるだろう――。フランスの文化・宗教関連ツアー専門の旅行会社テール・アンティエール(Terre Entiere)が18日、同国ナシリヤ(Nasiriyah)に子会社をオープンさせ、同地域への旅行者呼び込みを本格的に開始した。 テール・アンティエールのトップを務めるユベル・デバッシュ(Hubert Debbash)氏は、「ナシリヤへの第1回目の旅行を、6月6~14日に開催する。9月からは3週間に1回ずつ、定期的に行っていく予定だ」と語った。 バグダッド(Baghdad)からの陸路はまだ安全とは言えないため、ツアー参加者は空路