イタリア首都ローマで、マスクを着けて腰掛ける人(2020年5月3日撮影)。(c)Vincenzo PINTO / AFP 【5月4日 AFP】イタリアで3日、新型コロナウイルスによる新たな死者数が174人となり、1日の死者数が同国全土にロックダウン(都市封鎖)が課された3月10日以降で最も少なくなった。同国では4日から初の封鎖緩和が始まる。 【関連記事】非日常の中の希望 新型コロナ外出制限下で暮らす欧州の人々 3月10日の死者数は168人だった。イタリアの公式統計による累計の死者数はこれで2万8884人に達した。同国の死者数は米国に次いで世界で2番目に多い。 新たな感染者数は1389人で、3月の第1週以降で最少となった。 同国のジュセッペ・コンテ(Giuseppe Conte)首相はこれまで一連の制限を段階的に導入。3月8日にはイタリアの経済活動の45%を占めるミラノ(Milan)が位置す