アクセスしようとしたファイルが見つかりません。 URLアドレスが間違っている可能性があります。 指定された記事が削除された可能性があります。
日本最大の関東平野の田んぼにはどんなカエルがいる? 東邦大学と国立環境研究所のチームが、湛水(たんすい)期の水田200カ所で鳴き声を録音して調べた。シュレーゲルアオガエルなど5種の生息と分布が分かった一方、温暖化や都市化、圃場(ほじょう)整備に伴う水路のコンクリート化の影響を受けている種類も見えてきたという。「カエルの鳴き声に耳を澄ませ、身近な水田環境を知ってほしい」と研究者たちは呼びかける。(栗田慎一) 湛水期200カ所調査 特定の地域や種類を絞ったカエル調査はあるが、関東平野全域で全種を対象にして調べたのは初めて。カエルの雄が繁殖期、雌を呼ぶために鳴く習性を利用した。 調査は2018年5、6月、水田が広がる埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木の河川流域で行った。捕獲や視認でなく、鳴き声を録音。誰でもできることから市民も参加し、人の生活音が消える夜間を中心に分担して調べ歩いた。 チームは録音から
森山地域の活性化と持続可能な農業の共栄を目指し、 クラウドファンディング『鶴に恩返し ~海抜ゼロメートルの田に飛来する鶴を見守りたい!!』を開始 旧諫早湾干拓地にある宮下農園(所在地:長崎県諫早市森山町、代表:宮下 清次郎)は、クラウドファンディングプラットフォームREADYFORにて『鶴に恩返し~海抜ゼロメートルの田に飛来する鶴を見守りたい!!』を2022年3月2日(水)より開始いたしました。 鶴飛来地 【クラウドファンディングURL】 https://readyfor.jp/projects/miyasita-nouen 【クラウドファンディング詳細】 募集期間 :2022年3月2日(水)より24日間 リターン商品:長崎県認定特別栽培米「宮下さんちのおいしいお米」 特別栽培ミニトマト「宮トマト」シリーズ 長崎県大村市のイタリア料理店ピッコロピアット食事券 【取り組みのきっかけ】 冬、
1970(昭45)年代初頭、東北の稲作地帯の調査で農家に泊めていただいたときのことである。土間に魚を捕る網がおいてあった。その網を何と呼んだか忘れてしまったが、木の枝で半円形のワクをつくり、それに網を張ったものである。水の中に入って足を使って魚をその網に追い込んで捕ったり、岸辺から覆い被さっている草の間をさぐって捕ったりする。しばらくぶりでこの網を見た。 私の生家にもこの網があり、子どもの頃は小川に入ってこれでドジョウや小鮒を捕って遊んだものである。しかしもう何年も使った事はなかった。農村調査などで農家に行っても見ることがなくなっていた。当然のことである。60年代初頭には田んぼにドジョウや小鮒がいなくなってしまったからである。網は使おうにも使えなくなったのである。タニシ(注1)もいなくなった。イナゴ(注2)もいなくなった。食べなくなってからもう10年以上にもなっていた。 そのかわりに、私の
10年前、新潟県の佐渡島は石川県の能登半島とともに、国際連合食糧農業機関の「世界農業遺産」に認定された。野生復帰をめざすトキのえさを守れるよう環境に配慮した農業が、世界で認められた。自然と共生する農法を守るため、島では新たな試みも始まっている。 道路がトンボの群れで覆われていた。車を運転していると、前方が遮られ、フロントガラスに群れが当たりそうになるため、ノロノロ運転を強いられる。昨年秋の佐渡島内での体験だ。 島中央部の国中平野には田んぼが広がる。佐渡市が認証する米「朱鷺(とき)と暮らす郷(さと)」など、農薬や化学肥料を減らし除草剤を使わないといった「生きものを育む農業」の実践が、大量のトンボを生む要因の一つとみられる。 「時速40キロ以下で走ればトンボはよけられる。人間の方も安全でしょ」。農業法人「斎藤農園」の代表を務める斎藤真一郎(59)は笑う。 戦前から島民によるトキ保護の歴史を持ち
農林中央金庫の香港駐在事務所と兵庫県のJAたじまが連携し、香港日本人学校の小学5年生を対象に同JAが生産している有機栽培米「コウノトリ育むお米」を題材に7月13日と14日にオンラインで食農教育授業を行った。 香港日本人学校香港校で7月14日に行われた授業には5年生50人が出席した。 授業ではJAたじまが動画やスライドを使って「コウノトリ育むお米」を栽培している地域の歴史や、コウノトリ米の栽培方法、生産者の努力や苦労、日本から香港への輸出などについて説明した。 地域から姿を消したコウノトリを復活させる取り組みとともにコウノトリ米は、化学肥料を使わず減農薬・無農薬で栽培しているほか、早期湛水や深水管理、中干しの延期などで雑草の抑制と同時に、多様な生物を田んぼが育み、それがコウノトリの復活につながっている。 授業では米ぬかやたい肥を散布する生産者、種子の温湯消毒、消費者との交流の様子、精米工場な
カテゴリ 水田作 技術マニュアル 技術紹介パンフレット タイトル 鳥類に優しい水田がわかる生物多様性の調査・評価マニュアル 発行年月日 2018年3月16日 概要 サギなど大型の鳥類が暮らしやすい、生物多様性の豊かな水田を判定するための方法を解説しています。 2012年3月に「農業に有用な生物多様性の指標生物調査・評価マニュアル」が公開され、水田と果樹園・野菜ほ場における環境保全型農業の取組を評価するために、農水省、地方自治体、営農団体等に活用されてきました。しかし、農業に有用な生物であるクモ・昆虫等を指標としたため、わかりやすさについて改善の余地がありました。 そこで、2013年から、農研機構農業環境変動研究センターが中心となって、全国6地域で研究を実施し、水田の鳥類とそのえさ生物や植物を指標とする新たな評価手法を開発し、解説マニュアルを刊行しました。(掲載日:2018年5月18日) 地
ポイント 農研機構は、有機・農薬節減栽培の水田では慣行栽培よりも多くの動植物(植物、無脊椎動物、両生類および鳥類)が確認できることを全国規模の野外調査で明らかにしました。本成果は、生物多様性に配慮した稲作によって環境への負の影響を軽減するとともに、生物多様性を活用したブランド化等により農産物に新たな価値を付与するために役立ちます。 概要 農業は食料や生活資材を生産するだけでなく、農地やその周辺における生物多様性1)の保全を含む多面的な機能を有しており、国民全体がその恩恵(生態系サービス2))を受けています。有機栽培や農薬節減栽培3)などの環境保全型農業4)は、生物多様性に配慮した持続的な農業生産を実現するための手段の一つとして、注目を集めています。しかし、その効果を科学的に検証する研究は一地域の事例研究にとどまっており、広域的な水田の生物多様性の調査に基づく検証は実施されていませんでした。
カヤネズミ(萱鼠、茅鼠、学名:Micromys minutus)は、ネズミ目(齧歯目)ネズミ科カヤネズミ属に属する小型のネズミ類の1種である。種小名 minutus は「小さい」の意。頭胴長 54~79mm、尾長 47~91mm、体重 7~14gの日本では一番小さなネズミである[2]。青森県、秋田県、岩手県などの北東北や南西諸島においてはまだ発見されていない。2018年時点での生息地の北限は宮城県仙台市である[3]。それ以外の地域では少しずつ発見の報告があり、東京都町田市など比較的都心に近い場所での発見例も多い。ススキノ原が回復した東京都谷戸沢廃棄物広域処分場でも確認され学術報告されている。背中はオレンジ色、腹部は真っ白といった色をしている。後述のとおりイネはほとんど食べず、水田の雑草などを主食とする。 2015年に日本ユネスコ「プロジェクト未来遺産」で全国カヤネズミ・ネットワークの「京都
プレスリリース (研究成果) 農地の生物多様性を保全するための技術・手法を開発 - 管理技術の事例集と水田の調査・評価マニュアルを公開 - ポイント 農研機構は、生物多様性1)を保全する農地の管理技術をまとめた事例集を作成しました。また、鳥類などを指標に生物多様性の豊かな水田を判定する新手法を開発し、調査・評価マニュアルとして公開しました。本成果は、農業者や自治体が環境に配慮した農業を実践し、その取組による生物多様性の保全効果を客観的に評価するのに役立ちます。 概要 農業は食料や生活資材を生産するだけでなく、農地やその周辺における生物多様性の保全を含む多面的な機能を有しており、国民全体がその恩恵(生態系サービス2))を知らず知らずに受けています。しかし、農地やその周辺における生物多様性は、使用する農業技術によっては大きく損なわれることもあります。したがって、農業生産と生物多様性の共存共栄を
環境省のレッドリストに指定されているナゴヤダルマガエルを「移住」させた田んぼで育てた無農薬米を、広島市安佐動物公園が11月から販売している。「ダルマガエル米」と名付けられ、収益金を生息しやすい環境づくりに役立てている。 ナゴヤダルマガエルはトノサマガエルに似ているが、足が短く動きは緩慢でダルマのように体がずんぐりとしているのが特徴。東海、近畿、四国地方のほか、岡山、広島両県に生息している。 水田や湿地に生息するが、住宅地化などで埋め立てられ、近年は生息数が激減した。またオタマジャクシの時期に、稲作の主流であるコシヒカリの田んぼでは水をいったん引く「中干し」をすることがあるため、死んでしまうケースが多いという。広島県内では現在、三次市内の2カ所で自然に生息している。
カヤネズミの食性を、日本で初めて糞のDNA解析により調査 おもに水田雑草を食べ、イネはほとんど食害しないことを確認 日本最小のネズミ「カヤネズミ」は、生息地の減少により全国的に絶滅が危惧され、滋賀県でも希少種に選定されています。カヤネズミは、おもにイネ科植物の葉を編んだ巣で子育てをする習性があり、田んぼのイネにも巣を作るので、農家に害獣と見なされて捕殺されることがあります。これまでに、カヤネズミがイネを大きく食害したという報告はありませんが、詳しい調査は行われてきませんでした。 そこで、滋賀県彦根市開出今町の水田地帯において、2015年6月から11月まで調査を行い、カヤネズミの巣から採取された糞のDNA分析により餌生物の判別を行ったところ、水田雑草(イヌビエやスズメノヒエ)をよく食べており、イネはほとんど食害しないことを確認しました。 この研究成果を、地域のカヤネズミの保全や環境教育に活用
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く