空を飛ぶ鳥(2015年12月4日撮影、資料写真)。(c)AFP PHOTO / GABRIEL BOUYS 【9月20日 AFP】マシンラーニング(機械学習)技術を用いて上昇気流に乗り、自動飛行できるグライダーがこのほど開発された。今後、このグライダーを使い、鳥の渡りについての理解が進むことに期待が寄せられている。 鳥は上昇温暖気流として知られる暖気の流れに乗り、翼を羽ばたかせることなく空高く舞い上がることができる。ただ、そのしくみについては、まだ正確には把握できていない。 上昇気流に乗るために、鳥が本能的にどのようなシグナルを受け取っているのかを調べるため、米カリフォルニア大学サンディエゴ校(University of California San Diego)の研究チームは、無人グライダーにコンピューターを搭載し、リアルタイムで計測しながら機体の調整を行わせた。 目まぐるしく変わる環境