中国・広西チワン族自治区の玉林にある保護施設で撮影された犬たち(2016年5月10日撮影)。(c)AFP/GREG BAKER 【6月17日 AFP】(訂正)中国南部・広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)の玉林(Yulin)で、今年もまもなく「犬肉祭」が開かれる。この祭りには世界の団体や著名人らがこぞって抗議し、国外で数百万人分の反対署名も集まっているが、地元住民たちはこれが逆の効果を生んでいるという。さらに多くの人が犬肉食に興味を示すようになっているからだ。 玉林のある精肉店の店主は「犬肉の売り上げはこれまでにないほど伸びている。昨年はそれまでの5割増しを超えていた」とAFPに明かした。 活動家らの話では、犬はおびえればおびえるほど肉の味が良くなるという言い伝えがあるせいで、玉林では犬が殴打されたり生きたまま煮たりされているとして、この貧