仏北部ゴッドバルスベルドで鼻をかむ女性(2013年5月18日撮影、資料写真)。(c)AFP/PHILIPPE HUGUEN 【8月26日 AFP】気候変動と侵襲性の強いブタクサの繁殖により、欧米における季節性のアレルギー患者が急増する恐れがあるとする研究結果が25日、発表された。 米医学誌エンバイロメンタル・ヘルス・パースペクティブス(Environmental Health Perspectives)に掲載された研究論文によると、欧州では今世紀半ばまでに、花粉症の人が現在の3300万人から約7700万人に倍増するとみられるという。 英イーストアングリア大学(University of East Anglia)の研究者らによる論文はさらに、アレルゲンを原因とする喘息やかゆみ、目の炎症などを訴える人の数が増えるだけでなく、その症状自体もより重くなるだろうと述べている。 影響が強まる原因は、ブ