iPad自体がどの程度普及するのかは分からない。分からないが、iPadがメディアの次の進化に向けた重要な一歩であることは間違いないと思う。 力道山のプロレスの試合を映し出す街頭テレビに黒山の人だかりができた時代から、テレビがお茶の間に入ってきた時代になり、そしてテレビが家族一人一人の部屋に置かれる時代になった。そしてiPadようなタブレットは、メディア消費のカタチをもっと手元に引き寄せたものにしようとしている。 Apple自体がiPadをネットブックの対抗機種と位置づけ、仕事のツールであるiWorkというアプリケーションを搭載してきているのだけれど、恐らくiPadをタブレット型PCととらえるべきではないのだろう。さらに言えばコンピューターとメディアの中間のデバイスとしてもとらえるべきではない。テレビ、ラジオ、雑誌、新聞などのメディアの次のカタチとしてとらえるべきなのだと思う。タブレット型P
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