米アマゾン・ドット・コムは、2023年に全世界で700万点以上の模倣品を特定・処分したと明らかにした。 12億ドル(約1820億円)以上の費用を投じ、機械学習(マシンラーニング)の専門家やソフトウエア開発者、専門調査員など、1万5000人以上が対策に従事した。彼らは模倣品販売も含め、詐欺などの悪質な行為から顧客、ブランド、出品者、オンラインストアを守るための任務にあたっているという。 ■ 模倣品700万点阻止、悪質アカウント年々減少 これにより、23年は世界で700万点以上の模倣品を特定して差し押さえた。これらはアマゾンが適切に処分したため、流通網に残り再び販売されることはないとしている。 アマゾンのワールドワイド・セリング・パートナー部門担当バイスプレジデント、ダーメッシュ・メータ氏は「引き続き革新を重ね、模倣品をゼロにするまで手を緩めることはしない」と表明した。 同社は24年3月25日