「はるか昔」となったライブドアの時代 月刊誌「サイゾー」の企画で、ゼロスタートコミュニケーションズにインタビューした。話を聞いたのはライブドアの役員、執行役員だった山崎徳之、羽田寛、伊地知晋一の3氏である。堀江貴文前ライブドア社長の一審判決が出る少し前、2月末のことだ。詳しくはサイゾー4月号に掲載されている『「ライブドア」と堀江貴文――”疾走"と"崩壊"の内幕』という記事に書かれている。ちなみに記事の一部は立ち読みできる。 このインタビューの際に私が何度も繰り返して感じたのは、「ライブドアの時代は、もうはるか昔になってしまった」という思いだった。もちろん、実際にははるか昔ではない。ライブドアの絶頂期――同社がフジサンケイグループに挑み、ニッポン放送を買収しようとしたのは、2005年春。わずか2年前のことだ。しかし、今となっては恐ろしく昔のことに思える。 あの当時までは、ポータルビジネスこそ
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