Pew Research Centerは米国時間6月27日、電子書籍リーダーとタブレットの普及率に関する調査結果を発表した。これによると、5月の時点で、米国の成人のうち12%が「Kindle」や「NOOK」などの電子書籍リーダーを所有しており、2010年11月の6%から2倍になったという。一方、「iPad」や「MOTOROLA XOOM」といったタブレットの普及率は、2010年11月の5%から5月には8%になっている。電子書籍リーダーとタブレットの両方を所有している人も3%いるという。 詳しく見ると、ヒスパニック系で65歳未満、大学出身者、世帯の年収が7万5000ドル以上の成人が電子書籍リーダーを所有している割合が最も高い。また、子どものいる人の方がいない人よりも電子書籍リーダーを所有している割合が高いという。Pew Research Centerによれば、タブレットの所有者についても同様
台湾の市場調査会社Digitimes Researchがまとめた最新のデータによると、2010年3月の米国の電子書籍リーダー市場では、米書店大手Barnes & Nobleの電子書籍リーダー「NOOK」の出荷台数がAmazon.comの「Kindle」を若干上回ったという。両社は目下、急速にメインストリーム化が進む電子書籍市場でのシェア拡大に向けて、取り組みを加速させつつある。 Digitimes Researchのアナリスト、ミンチ・クオ氏によると、2010年3月に米国のベンダーに出荷された電子書籍リーダーのうち53%をNOOKが占めたという。この数字は、上流サプライヤー各社のデータをもとに導き出したもの。 クオ氏はNOOKの好調の要因として、Barnes & Nobleが自社の実店舗でNOOKを販売できる点とNOOKが比較的新しい端末である点を挙げている。Barnes & Nobleと
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