【09衆院選】20歳代投票率は上がるか?!政策もシニア指向進む (1/2ページ) 2009.8.24 23:46 政権交代が焦点となる今回の衆院選には「平成生まれ」の有権者が初めて参加する。政治離れが指摘されて久しい若者たち。近年の衆院選でも20歳代の投票率は、他の世代に比べて極端に低い。著書で、選挙に行かない若者は金銭的に大損すると分析している早稲田大国際教養学部(政治学)の森川友義(とものり)教授(53)は「このままでは大変なことになる」と警告している。 選挙では、人口と投票率を掛け合わせた「投票数」の多い世代の方が影響力は大きい。平成17年の総選挙でいえば、20歳代の投票率は46・20%で、70歳以上の69・48%より低く、投票数では約700万人以上少なかった。 こうなると当然、選挙での20歳代の存在価値は70歳以上より低くなる。候補者も「若者」より「お年寄り」向けにアピールを強め