民主党の鳩山由紀夫代表は3日未明、オバマ米大統領と電話で12分間会談した。オバマ氏が衆院選勝利に対する祝意を伝えたのに対し、鳩山氏は「民主党の勝利はオバマ大統領のおかげだ。日本に勇気をもらった。日米同盟を基盤と考え、未来志向で日米関係を発展させたい」と発言。両者は日米安全保障体制を堅持することで一致した。 鳩山氏は会談で地球温暖化、核廃絶・不拡散の分野でオバマ大統領が果たしている役割を評価。その上で「日本もそのような問題でリーダーシップを取らなければならない」と述べた。 鳩山氏は16日に国会で首相指名を受け、新内閣を発足させた後、国連総会出席のため訪れるニューヨークで23日にもオバマ大統領との初の日米首脳会談を行う方向で調整している。鳩山氏は電話会談でオバマ氏に「できるだけ早くお目にかかりたい」と伝えた。