普天間飛行場移設問題 再浮上したくい打ち桟橋 安全、コスト、環境に難点2010年5月2日 (上段から)くい打ち桟橋工法 ポンツーン工法 埋め立て工法 普天間飛行場移設問題で、政府が辺野古沿岸部へのくい打ち桟橋(QIP)方式案による滑走路を建設する案で決着しようという動きを強めている。政府が「環境に優しい」とする同案は、既に日米特別行動委員会(SACO)最終報告のころに、普天間飛行場代替施設協議会で検証され、安全面やコスト面で不採用となった案だ。環境面でも影響が大きいとの指摘もある。 「本当に無理なのか」。4月30日に官邸で民主党の喜納昌吉参院議員と面談した鳩山由紀夫首相は、喜納氏からQIPは無理だとの言葉を聞き、驚いた表情を見せたという。QIP案で県民は納得する―。そんな誤った情報が首相に挙げられていたことをうかがわせる。 2001年にくい打ち案を含む3工法8案が提示された際も、藻場
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