印刷 フィリピン南部で、イスラム教徒住民の分離独立を求める武装勢力に対する国軍の攻撃が24日、始まった。長年続いた休戦と、日本もかかわる和平交渉が危機にさらされている。 国軍は24日、ミンダナオ島西部で「モロ・イスラム解放戦線」(MILF)の支配地域の村を空爆した。国軍によると、同島では23日、MILFによるとみられる襲撃が2件あり、国軍兵士2人と民間人5人が死亡したという。 国軍は、18日にMILFとの間で戦闘が起き、国軍兵士19人が死亡したバシラン島でも攻勢に出る構えを見せている。アキノ大統領は「全面戦争は避けるが、全面的な正義は追求する」との声明を出しており、戦闘がエスカレートする可能性もある。 続きは朝日新聞デジタルでご覧いただけます朝日新聞デジタルでは、以下のような関連記事も読めます。登録はこちら日本企業襲撃の様子語る フィリピン南部・共産ゲリラ関連記事日系企業再び襲撃 ミ