書を見るのは楽しいです。 より多くのみなさんに書を見る楽しさを知ってもらいたい、という願いを込めて、この「書を楽しむ」シリーズ、第29回です。 もうお仕事も学校もはじまり、正月気分はなくなりましたか? 今年は、 1月22日(火)から、特別展「書聖 王羲之」(~3月3日(日))、 夏には、特別展「和様の書」(7月13日(土)~9月8日(日)) と、書の展覧会を2回も開催します! 本年もどうぞよろしくお願いいたします。 さて、本館3室(宮廷の美術)では、 2月11日(月・祝)まで、『万葉集』を書写した古筆(こひつ)が並んでいます。 その中からご紹介したいのが 国宝「元暦校本万葉集(げんりゃくこうほんまんようしゅう)」です。 国宝 元暦校本万葉集 巻四(高松宮本) 平安時代・11世紀 (本館3室 宮廷の美術にて2月11日(月・祝)まで展示) 小さく青(藍)や紫色がところどころ見えます。 これは、