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翻刻に関するarcade00fire01のブックマーク (24)

  • 手鑑「毫戦」 - ときかぬ記

    2015-04-17 手鑑「毫戦」 現在、東博館第3室に手鑑「毫戦」(東博蔵)が展示されています(2015年5月17日まで)。この手鑑について私はほとんど知らなかったのですが、有名な古筆切が多く、興味深く拝見しました。しかし、キャプションではこの手鑑について 品は全体的に、貼付された古筆切の質が高く、名筆を多く含み、状態も良好である。 とほとんど中身がありません。また詳しく書かれた文献も見つけることができませんでした。とりあえず色々検索してみた結果おぼろげにわかったことは次の通りです。収録断簡の配列についてはC0093972 古筆手鑑_毫戦 - 東京国立博物館 画像検索から、表は聖武天皇の大聖武、光明皇后の蝶鳥下絵経切に始まり、また裏は聖徳太子の太秦類切から始まることが分かります。収録枚数は、収蔵品の整備と次代への継承 - 国立文化財機構に 「古筆手鑑 毫戦帖」(書跡)は、奈良時代から

    手鑑「毫戦」 - ときかぬ記
  • 神代文字の蔵書印 - Cask Strength

    書こうと思っていてすっかり忘れていたネタをひょんなことから思い出しまして(現実逃避)。 ・・・特に共通した趣味の表れているのは国学者の蔵書印である。その中でも文字の上にその傾向が特にはっきりと表れていて、神代文字のもの、仮名のものが多い。神代文字の蔵書印では賀茂真淵・常世長胤・片岡寛光などのものが有名である。 (小野則秋『日の蔵書印』臨川書店、1977年。40頁) 賀茂真淵の神代文字による蔵書印とはこんな感じのものです。御覧になったことのある方も多いのではないかと。 これは読めない。 そのなかで『日書誌学大系 増訂 新編蔵書印譜 中』(青裳堂書店、2014年)が常世長胤の蔵書印を解読して釈文を示したのは流石だと思いました。 平田篤胤『神字日文伝』でわざわざ確認したのでしょう。この一手間を惜しんではいけないという戒め。 (http://archive.wul.waseda.ac.jp/k

    神代文字の蔵書印 - Cask Strength
  • 『和訳蒙求』(※追記があります) - Cask Strength

    国立国会図書館デジタルコレクションの公開範囲変動(2015年1月) - 2sc1815jの日記によって、2015年1月に館内公開からインターネット公開(保護期間満了)に変更された資料が3296件にのぼることを知りました。 その一覧表をつらつら眺めていたところ、終わりの方に『和訳蒙求』の書名が。 和訳蒙求 - 国立国会図書館デジタルコレクション 一見すると『蒙求』の翻訳であるかのような書名ですが、さにあらず。実は源光行『蒙求和歌』の校訂なのです。これは池田利夫氏『日中比較文学の基礎研究』(笠間書院、1974年)第五章「蒙求和歌の伝系統と諸」(初出、1968年)に紹介されているですが、今まで見る機会がなかったので、このたびの処置は嬉しい。 また、この第二類の活字には、ほかに明治四十四年に発行された「和訳蒙求」と題する単行があり、これはやはり国会甲を底にしたものである。 (19

    『和訳蒙求』(※追記があります) - Cask Strength
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  • 【典拠一覧】

  • 古典文学ファイルの青空文庫化 : 俳号は三七丸のblog

    7月6 古典文学ファイルの青空文庫化 カテゴリ:研究コンピュータ 古典文学研究者なので、それほど頻繁に利用するわけではないが、青空文庫には、近代文学作品が相当に揃っている。 プラハにいた頃、読むがなくなったとき、ときどき、青空文庫のファイルをダウンロードして読んでいた。当時は、とても読みにくかったが、横書きのままテキストエディタで読んでいた。 しかし、それから10年以上経ったいまは、ずいぶん便利な青空文庫Viewer がいろいろ提供されている。青空文庫に特化した電子ブックというやつである。 タブレット端末の利用者は、すでに利用している人も多いと思う。 わたくし自身は、は、冊子体で読む方が楽なので、ファイルは、データ検索用と割り切っていた。 が、少し前、芥川を取り上げた学生の卒業論文が回ってきたとき、手元にがなかったので、ipad青空文庫用のアプリをインストールして読んだが、ここまで

  • 『古本説話集』の電子テキストを公開します : やた管ブログ

    入力中ずっと公開していたのだから、公開しますというのもヘンですが、梅澤『古説話集』の電子テキストの入力を完了しましたので報告します。 梅沢『古説話集』:やたナビTEXT 『古説話集』の電子テキストとしては、おそらく初めてのものだと思います。翻刻部分はパブリックドメイン(著作権ナシ)として、校訂文部分はクリエイティブ・コモンズライセンス 表示 - 継承で公表します。 簡単にいうと、翻刻部分は著作権がないのでご自由にお使いください、校部分は複製転載の際、著作者名、URLを明記していただければご自由にお使いいただいて結構ですということです。詳しくは凡例をご覧ください。 今後、細かい修正があるかもしれませんが、今回は影印から翻刻し、校制作時に見直しをしたので、大きな間違いはないと思います。もし間違いやご意見があれば、メールフォームからご連絡ください。 さて、今回は、e国宝『古説話

    『古本説話集』の電子テキストを公開します : やた管ブログ
  • 大阪大学 文学研究科 加藤洋介

  • 赤木文庫旧蔵古浄瑠璃翻字データ試験公開開始: 忘却散人ブログ

    わすれもの、うせものがたえない毎日を送る忘却散人(飯倉洋一)のブログです。2008年3月スタート。日近世文学。 軽い読み物として、推敲もなしに書いていますので、学術論文などへの引用はお控えください(どうしてもという場合は、事前にコメント欄にでもご連絡下さい)。エッセイなどでの引用やSNSなどでのリンクはご自由にどうぞ。 大阪大学附属図書館には、横山重氏旧蔵の古浄瑠璃・説経正コレクションがある。信多純一先生らのご尽力により、阪大が収書した。そして信多先生がさらに4点を寄贈され、合わせて100点となった。 その一部については、『赤木文庫 古浄瑠璃稀集―影印と解題』(八木書店)に紹介されているが、数年前に図書館が、全点の画像を公開した。その後、有志による翻刻作業が進められていたが、このたび、20点ほどの翻刻データを試験公開するにいたったので、ここにご紹介申し上げる。 こちらの、私のホームペ

  • 陽明文庫本『宇治拾遺物語』を公開しました : やた管ブログ

    陽明文庫『宇治拾遺物語』の電子テキストを公開しました。DokuWiki内の文書なので、検索窓から検索も可能です。 陽明文庫『宇治拾遺物語』:やたがらすナビ 陽明文庫は現在、注釈書などの底に用いられている古系の善で、新日古典文学大系『宇治拾遺物語・古説話集』の底になっています。 原典に忠実に翻刻し、読みやすいように、句読点、濁点を加え、踊り字を書き換え、段落分けをしました。仮名遣いや送り仮名は原典のままです。 このテキストは、博士論文執筆のために入力したもので、タイムスタンプを見ると1999年になっています。なんかもうずいぶん昔になっちゃったなぁと感慨深く思います。 今回、公開するにあたり、再度読み直し、おかしいところは再び影印にあたって確認しましたが、全文を付きあわせたわけではないので、まだ間違いがあるかもしれません。間違いがありましたら、遠慮無くお知らせください。 翻

    陽明文庫本『宇治拾遺物語』を公開しました : やた管ブログ
    arcade00fire01
    arcade00fire01 2014/04/26
    許可はとってあるの?というか謝辞や書誌を明記しなくていいの?
  • 坂口昭一編『翻刻 堀家本源氏物語』

    このBlogは、私が物語研究の途上で出会った様々な発見や、物語をともに学ぶ人々との出逢いを綴ったものです。ごらんのみなさんにも物語文学の深遠なる森の如き世界の一端をお知りいただければ幸いです。 佐渡に現存する『源氏物語』写の一つ、堀家(佐渡市中央図書館蔵)60帖。『雲隠六帖』に系図を併せ持つ、里村紹巴系統の。坂口先生は煌々と図書館に通われて翻刻を行い、ここにめでたく刊行となりました。書の内容については追って記すことにします。 なお、旧蔵者の堀家は江戸時代から続く名家で、医師を営んでおられたご夫にお子さんがなく、現在は西早稲田に堀記念ビルが残るのみのようです。この翻刻の上梓により、佐渡文化史にひとつの軌跡が残ったことになります。坂口先生、ありがとうございました。

    坂口昭一編『翻刻 堀家本源氏物語』
  • NDLラボで「翻デジ」バージョン0.8が公開:近代デジタルライブラリの資料を共同でテキストデータ化するためのプラットフォーム

    NDLラボで「翻デジ」バージョン0.8が公開:近代デジタルライブラリの資料を共同でテキストデータ化するためのプラットフォーム
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    eoblogは 2017年3月31日(金)15:00 をもってサービスを終了いたしました。 長年にわたりご愛顧いただき誠にありがとうございました。

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  • 人文情報学研究部門 - 京大人文研共同研究班 - 翻デジ2014シンポジウム

    公開シンポジウム+チュートリアル: 翻デジ2014:クラウドソーシングによる近デジ資料のデジタル翻刻 2014年2月19日(水 )13:30~17:30 京都大学人文科学研究所館1階セミナー室1 主催 京都大学人文科学研究所共同研究班「人文学研究資料にとってのWebの可能性を再探する」 登壇者 永崎研宣:翻デジ2014のシステム及びその背景の解説&チュートリアル 人文情報学研究所主席研究員。東京大学情報学環特任准教授。国立国会図書館研究員。日デジタル・ヒューマニティーズ学会事務局担当。デジタル・ヒューマニティーズの観点から、SAT大蔵経データベースをはじめとする様々なWebコラボレーションシステムに取り組んでいる。 大久保友博:コメンテーター 大阪市立大学。青空文庫ボランティア。青空文庫に初期より関わり、パブリックドメインテキストの翻刻・翻訳とPDによる文化振興を積極的に行っている。大

  • コピペ翻刻 - Cask Strength

    コピペレポートは昨今話題になっていて周知の問題ですが、たまに気になるのが、「コピペ翻刻」。私の勝手な造語ですが、私も含めて誰もがやっていることに名前をつけただけです。 古典籍を扱った展覧会の図録や週刊誌の釈文に誤脱が割とある、と気づいたことがある人は多いはず。こういったものに誤りが散見されるのは仕方ないと思います。締切がキツイからね・・・(普通の単行書にもひどいのはありますが) ところで、そのミスを検討していくと、いつもではないのですけど、たまにある傾向が認められます。誤っている字が、一般に流布している文の字と合致することがあるのです。 手書きの文字をひとつひとつ自力で翻刻していくのは大変な労力を要します。なので、信頼できる校訂文や校がすでにある場合は、それを参照しながら作業を進めていくわけですね。別の文をコピペして、それをもとに底に即して手を加えていくので「コピペ翻刻」。当然とい

    コピペ翻刻 - Cask Strength
    arcade00fire01
    arcade00fire01 2013/08/03
    『BRUTUS』の今月号のこと。
  • 一誠堂書店創業110周年記念古典籍善本展示即売会パンフレットより

    このBlogは、私が物語研究の途上で出会った様々な発見や、物語をともに学ぶ人々との出逢いを綴ったものです。ごらんのみなさんにも物語文学の深遠なる森の如き世界の一端をお知りいただければ幸いです。 釈文 いつれの御時にか女御かういあまたふらひ 給ひける中にいとやむことなきゝはにはあら ぬかすくれてときめき給ありけりはし めよりわれはと思あかりたまへる御方ゝめ さましきものにをとしめそねみ給をな しほとそれより下らうのおとりさまのか うゐたちはましてやすからすあさゆふの 宮つかへにつけても人の心をのみうこ かしうらみをゝふつもりにやありけ んいとあつしくなりゆきもの心ほそけに 傍書判読不明[ヤマヒノ事也歟?] さとかちなるをいよ/\あかすあはれなる ものにおほして人のそしりをもえはゝか 〔鎌倉後期〕写 寄合書・補記補写有 320.000.000円 『源氏物語』有力伝を扱った一誠堂書店の新出稀覯

    一誠堂書店創業110周年記念古典籍善本展示即売会パンフレットより
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  • 和本論からE-Book(3):書物とコミュニケーション

    論から始まった脱グーテンベルク研究会の第3回(2月1日)は、近藤泰弘教授(青山学院・日語学)を迎え、古典を翻刻・再現する場合に問題となる日語/表記の問題を考える機会を得た。コミュニケーションの空間を規定する言語は「生きもの」であり、社会的に多様であると同時に歴史的に変遷している。そしてそのあり方は言葉の容器としての書物の形態に依存する。言語と書物そして読書行為にまで踏み込むには、さらに大きめのテーマ設定が必要になってきた。そこでことしの秋までは続きそうな新しいフレームワークについてお話してみたい。 (鎌田博樹) 歴史を通してみた言語と表記問題 近藤先生が関わっておられる国立国語研究所の「通時コーパスの設計」プロジェクトは、古典語の通時的データベースとなるもので、小学館「新編日古典文学全集」をもとに、古今和歌集、土佐日記、竹取物語、伊勢物語、落窪物語、大和物語、枕草子、源氏物語、紫

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