九州最古とみられる神像彫刻が、福岡県太宰府市の民家に保管されていたことがわかった。九州歴史資料館(九歴)=福岡県小郡市=が確認し、21日、明らかにした。平安時代前期の作とみられ、形や構造の特徴から、現存する国内最初期の神像が造られた9世紀制作の可能性がある。 神像彫刻は剣や鏡などのような神体の一つで、神社に人目に触れないよう保管されることが多い。 今回見つかった神像彫刻は貴族の装束をまとう男性の立ち姿で、台座を含め高さは55・6センチ。材はカヤとみられ、内側にえぐりを入れない一木造り。体形は幅広く奥行きがあり量感豊かで、顔立ちは険しい。彫刻表現はシンプルで衣のひだは深く、角張った冠をひもで縛る様子も表現されている。 九歴によると、こうした古式を… こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます。 こちらは有料会員限定記事です。有料会員になると続きをお読みいただけます
『日本美術全集』刊行記念企画 第5弾 文化講演会「運慶のまなざし−全作品47体と眼の表現」に行って来ました。 講師を務められたのは『日本美術全集』「7巻 運慶・快慶と中世寺院」の責任編集者である山本勉先生(清泉女子大学教授)です。 http://www.shogakukan.co.jp/pr/nichibi/ 90分の講演会でしたが、まさにあっと言う間に時間が過ぎてしまい、まだまだお話沢山お聞きしたい!と思わせる超充実した内容でした。 受付で配られた山本勉先生がお作りになられたレジメと自分の心細いメモで「運慶のまなざし−全作品47体と眼の表現」を振り返ってみたいと思います。 講演会のポイントは以下の3点。 1)運慶の生涯と運慶作品47体 2)あらたにくわえた運慶作品 3)運慶作品の眼の表現 この順番に沿って時に笑いを交えつつ、豊富なパワポ画像を駆使なされお話が進みました。以下その概略です。
高校生4人を逮捕、住宅を襲撃…女性の口ふさぎ「金があるのは分かっている」、包丁を見せて暴行し5千円奪う 女性の親族が通報「家の中めちゃくちゃに」 4人は地元の知人同士で16~18歳
京都府宇治市にある平等院鳳凰堂の本尊「阿弥陀如来坐像」に、金ぱくを何枚も重ねる技法が施されていることが分かりました。この技法が実際に確認されたのは初めてで、仏像の製作技術などを知る貴重な発見として注目されています。 平等院鳳凰堂は今から1000年ほど前の平安時代に建てられ、創建当初から伝わる本尊の「阿弥陀如来坐像」は、当時を代表する仏像の1つとして国宝に指定されています。 この仏像について、京都造形芸術大学の岡田文男教授が、はがれ落ちた破片を分析したところ、仏像の表面に当初から貼られていた金ぱくは極めて純度が高いうえ、3枚から8枚重ね合わせていたことが分かりました。 金ぱくを仏像に重ねて貼る技法は文献では知られていましたが、実際に確認されたのは初めてだということです。赤みを帯びた穏やかな輝きにするための技法とみられ、後の時代の仏像では、赤く塗った下地に1枚だけ貼るようになったということです
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