長年、日本語教育業界の専門商業雑誌として愛読されてきた、アルクさんの『月刊 日本語』、その後継である『日本語教育ジャーナル』が、次号をもって休刊となります。業界誌が1つも存続し得ないという状況は、その業界自体の衰退を意味します。私は、日本語教育という営みを継続させるためにも、新しい雑誌の刊行が必要だと考えています。新たな羅針盤が必要です。 そこで、ココ出版は、日本語教育をテーマとした新しい雑誌を刊行することを決めました。力不足は十分承知しています。コンセプトや雑誌名も、まだ決まっていません。ただ、インディーズ出版社らしく、ラディカルな内容、ゲリラ的な出版を目指したいと思っています。採算が合うのかどうか、わかりません。しかし、日本語教育業界の皆さんに、さまざまなご協力を得ることができれば、実現可能であると思っています。 まず、創刊号から1年間、ボランティアとして編集にかかわってくれる方を募集