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謎と説話に関するarcade00fire01のブックマーク (2)

  • ゴキブリの語源と鉢かづき姫 - 保立道久の研究雑記

    ゴキブリの語源のうち、ゴキが御器であるというのは動かない。御器といえば漆塗りの御椀を思い出せばよい。辞書に書いてあるのは、あれをゴキブリが齧るからということである。御器にかぶりつくからゴキブリというのであるということだが、ゴキブリは当に御器をかじるのであろうか。 私は、これは「ゴキブリ」=御器かぶりだと思う。御器のようなものを頭にかぶっているから「御器かぶり」=ゴキブリなのではないかと思う。 ゴキブリの姿を思い浮かべて欲しい。頭から胸の部分が黒く光っていて、これが御器の部分である。そして、そこから茶色い羽がでているが、これは和服の袖を思い浮かべる。 先日、鉢かづきについての授業だった。院生のレポートは刺激的で、帰宅途中に感想を書いたが、時間切れであった。 授業の題目は「鉢かづき」なので、家にあった『こどものとも』はちかづき姫をもってでた。長谷川摂子再話のものである。 そこにでてくる鉢かづ

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  • 「片目」から雨へ? - Living, Loving, Thinking, Again

    承前*1 「平景清と雨乞い」http://d.hatena.ne.jp/tonmanaangler/20130924 秋芳洞の「寿円禅師伝説」というのを教えていただく。 秋芳洞の入口から2km位下流に自住寺というお寺があります。このお寺は平城天皇の大同2年(807)にひらかれたお寺であったと伝えられていますが、延元元年(1336)から57年も続いた南北朝の動乱のため、霊場は全く廃墟となり草露に埋もれていました。延元2年この地を訪れた寿円禅師はその由緒を惜しみ再興開山されました。 後村上天皇の正平9年(1354)の初夏、この地方一帯を大干魃が襲いました。作物は枯死寸前で、人々は飲み水にも困る毎日でした。この姿を見て禅師は心を深く痛め、何としても水を村人に与えたいと21日間の雨乞祈願を発願され、旧暦4月1日入洞し祈りを始められたのであります。この頃の風潮として、洞窟は神秘な場として入ればたたり

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