今年度より「京・地域のくらし」と題し,シリーズで地域の歴史,景観の移り変わり,人々のくらしに焦点を当てた展示を行います。シリーズの1回目は下鴨を取り上げます。 賀茂川と高野川の合流地点から北に広がる下鴨地域では,縄文時代から人々が生活していました。この地域のシンボルである賀茂御祖神社(下鴨神社)は古くから人々の信仰を集め,平安時代には賀茂祭(葵祭)が盛大に行われるようになります。 戦国時代には社殿は荒廃し,葵祭も中断してしまいますが,江戸時代になると幕府の保護を受けて境内が整備され,葵祭も再興されます。神社周辺には社家や農民が集住し,祭礼や生活,農業用水の管理などのしくみが整っていきました。 近代に入ると下鴨は,古くからの地域の姿を残しながらも,京都近郊に位置する住宅地へと変容していきます。 この展示では,古代から近代までという長い時間の中で,下鴨という地域の景観の変遷とそこに暮らす人々の
(中公新書・994円) 自民が「オール沖縄」を地ならし 櫻澤誠(さくらざわ・まこと)さん 1978年新潟県生まれの研究者による、保革対立を大きな軸とした沖縄戦後史だ。実は、同名の岩波新書が版を重ねてきた。岩波の方の著者、新崎盛暉(あらさきもりてる)・元沖縄大学長を筆頭に、この分野は住民運動中心の史観が定着してきた。「研究を進めるうちに、違う見え方がしてきました。『革新』の話だけだと、沖縄の人のほぼ半数が歴史から抜け落ちてしまいますし」 米海兵隊普天間飛行場の移設を巡り、近年は保革を超えた「オール沖縄」が強調され、保守の翁長雄志(おながたけし)知事らが政府と対立する。「源流を考えるには、西銘順治(にしめじゅんじ)県政(78〜90年)や大田昌秀県政(90〜98年)前期を振り返るべきでしょう」。保守系の西銘は、基地の整理縮小を求めて2回訪米した。琉球王国など沖縄の独自性が強く意識されだしたのも西
兵庫県南あわじ市(淡路島)で昨年見つかった弥生時代前期末~中期初頭(紀元前3~同2世紀)の「松帆(まつほ)銅鐸(どうたく)」7個のうちの2個と、江戸時代に近くで出土した銅鐸1個の計3個が、同じ鋳型で作られた「同笵(どうはん)」であることがわかった。これらの銅鐸の製作地や埋めた人々について探る手がかりになりそうだ。 調査している奈良文化財研究所の難波洋三・埋蔵文化財センター長が7日、市で開かれた松帆銅鐸に関するシンポジウムで明らかにした。 松帆銅鐸は昨年4月、石材セメント製造会社の砂置き場で見つかり、うち6個は大小の銅鐸が「入れ子」状態になっていた。その後の調査で、音を鳴らすための「舌(ぜつ)(振り子)」が入っていることや、つり下げるための植物繊維製とみられるひもが残っていることが、いずれも全国で初めて確認された。7個は過去4番目の大量出土数。 難波さんによると、松帆銅鐸の… この記事は有料
KITAMOTO Asanobu / 北本 朝展 @KitamotoAsanobu 久しぶりに画像検索の講演をします → 【研究資源の共有化】 第11回 人間文化研究情報資源共有化研究会「人間文化研究機構のもつ画像データ共有化の前進に向けて」 平成28年2月6日(土) TKP ガーデンシティ京都 nihu.jp/events/2016/01… 2016-02-02 12:25:18 KITAMOTO Asanobu / 北本 朝展 @KitamotoAsanobu 「画像内容に基づく検索技術に対する期待と現実」 nihu.jp/events/2016/01… 本日13時から、TKPガーデンシティ京都にて。おそらく、参加者のほとんどは人文系の方々なので、技術というよりは事例と動向の紹介を中心にするつもりです。 2016-02-06 11:17:27
2016年02月07日22:22 問題の御土居問題【出たよ京都検定&京都検定的読書】 カテゴリ過去問・出題傾向分析読む京都検定 usako_jizou Comment(0) さて、第12回京都検定試験の結果も発表されてからあっという間に10日ほど経ちましたました。いかがでしたでしょうか。(下書きしてから2週間ほど経ってしまいました) 2級【85】に、こんな問題が出ておりました。 京都の観光の玄関口である京都駅には、豊臣秀吉が築いた御土居(土塁)を活用して作られたプラットホームがある。現在の何番ホームか。 (ア)0番 (イ)1番 (ウ)10番 (エ)14番 0番ホーム(旧1番ホーム)というヤツですね。ちょうど京都駅に行くことがあったので、撮ってきました。 京都駅には0番ホームがあって、1番ホームがないんですよね。写真の、貨物列車がいるあたりが1番線でしたっけ? 問題を見てすぐに、あれ、これっ
13:10~13:55基調講演:「オープン化による新たなサイエンスの展開」 有川 節夫 氏(前九州大学総長、内閣府 オープンサイエンスに関する検討会 座長) 14:00~14:30講演:「極域科学とオープンデータ」 村山 泰啓 氏 (国立研究開発法人 情報通信研究機構 統合データシステム研究開発室長) 14:30~15:00講演:「生命科学とオープンデータ」 高木 利久 氏(東京大学 教授、JST NBDCセンター長、ROIS NIG DDBJセンター長) 15:00~15:30講演:「データの再現性と再利用を促進するデータジャーナル ~Scientific Dataを例に~」 新谷 洋子 氏(Nature Publishing Group オープンリサーチマーケティングマネージャー) 16:00~17:30パネル討論:「研究現場におけるオープンデータの進め方」 丸山 宏*1、伊村 智*2
蓄積疲労は3段階に分けられる(『自衛隊メンタル教官が教えてきた 自信がある人に変わるたった1つの方法』より)この記事の写真をすべて見る 2015年12月から50人以上が働く事業所に義務化された「ストレスチェック」。年1回、労働者のストレス状態を調べることで、労働者のメンタル不調を事前に防ぐのが目的である。それほど、働く人の心の不調が社会問題化しているということでもある。 では、実際にどういう原因で、うつ病など心が折れた状態になってしまうことが多いのか。長年、自衛隊のメンタル教官として、多くのカウンセリングや心の不調予防策を実施してきて、『自衛隊メンタル教官が教えてきた 自信がある人に変わるたった1つの方法』(朝日新聞出版)の著者である下園壮太さんにお話を伺った。 * * * 筆者は長年、自衛隊のメンタルヘルスの現場で仕事をし、昨年定年退官した。ご想像のように、自衛官は過酷な任務を与えら
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