東京都の小池百合子知事は、非常勤の特別職である都参与に、インターネット大手ヤフーで社長を務めた宮坂学氏(51)を任命する方針を固めた。宮坂氏は今月18日付でヤフーの会長を退任。小池氏は人工知能(AI)などを活用して社会の課題解決を目指す「Society5・0」の導入を掲げており、宮坂氏のアドバイスに期待するとともに、取り組みをアピールしていきたい考えだ。 宮坂氏は1997年にヤフーに入社し、メディア事業部長などを経て、2012年に社長に就任。組織改革やスマートフォン向けのサービス拡充などのほか、東日本大震災の被災地支援にも力を入れてきた。18年には「経営幹部の若返りが重要」として、代表権のない会長に退いていた。 都は今年4月、庁内の新しい組織として戦略政策情報推進本部を立ち上げたほか、AIやビッグデータを行政サービスにどう結びつけるか考えるため、5月に有識者を集めた検討会の第1回会合を開く
50 図書館政策 図書館サービスの後退、「委託」を許さず、身近に使いやすい図書館を 2019年6月 図書館は、皆さんの読書、〝知りたい、調べたい〟を保障することが役割です。生活、生業、学業のためには、資料、情報は欠かせません。図書館は「生存権の文化的側面である学習権を保障する機関」です。 その機能を果たすために欠かせないことは、その管理運営の仕組みです。図書館は、自治体の首長から独立して教育行政を遂行する教育委員会の下でこそ、皆さんから求められた資料、情報を確実に提供することができます。 そうした仕事を具体的に担うのは、専門職である司書です。司書には、資料・情報を自ら適切に選択できるよう利用者に協力、支援するなどの役割があります。 また、図書館の「無料利用原則」は70年近くにわたって続き、最も利用者の多い公共施設のひとつになっています。 ところが自公政権は、司書を削減し、資料費も激減させる
第4回 日文研-京都アカデミック ブリッジ「京都の学を語ろう〜京都大学創立125年〜」の概要をご覧いただけます(2022年3月9日)
2019年2月、ジャパンサーチ試験版(外部サイトへのリンク)が公開されました(*)。 ジャパンサーチ試験版の連携促進のため、連携を希望される機関の方々や、関心をお寄せくださる関係者に向けて、内閣府知的財産戦略推進事務局との共催により、説明会を開催します。 ジャパンサーチ試験版は、デジタルアーカイブジャパン推進委員会・実務者検討委員会(外部サイトへのリンク)の方針のもと、さまざまな分野の機関との連携・協力により、国立国会図書館がシステムを運用しています。 本説明会では、ジャパンサーチ試験版の機能、連携方法等の説明に加えて、連携・利活用事例の報告、参加者からの質問も交えたパネルディスカッションを行います。 *ジャパンサーチとは、さまざまな分野のデジタルアーカイブが連携して、我が国が保有する多様なコンテンツのメタデータをまとめて検索できる「国の分野横断統合ポータル」です。詳細は「ジャパンサーチの
原著: Knowledge unbound : selected writings on open access, 2002-2011 / Peter Suber ; foreword by Robert Darnton. Published by The MIT Press, Cambridge, Massachusetts; London, England. ○『知識解縛』について 著者ピーター・スーバーが2002 年から2011 年にかけて執筆し、『SPARC オープンアクセス・ニューズレター』という電子版速報誌に発表したオープンアクセスに関する論文の中から、重要なものを著者自身が精選してまとめた著作集。 マサチューセッツ工科大学出版局(MIT Press)から紙の形で出版されているほか、オープンアクセス版がインターネットで公開されている。(訳者あとがきより(一部改変)) ○著者につ
声 明 文 『文化財の科学調査に伴う手続きの重要性について』 文化財をより良い状態で後世に伝えること、文化財から様々な情報を引き出して科 学や歴史の研究に役立て、その研究成果を社会に還元することは文化財科学に携わる 者に課された使命です。調査研究や保存修復にあたっては、常に関連法規等を遵守 し、確固とした倫理観と高い見識をもつことが要求されるのは当然です。 文化財の保存修復を行う際の事前調査として、劣化の原因究明や現状把握のための 科学調査を行うことは不可欠です。また文化財から情報を引き出すための調査の一環 として、材質・技法、産地、年代測定、古環境等に係る科学調査を行うこともありま す。これらの目的による文化財の科学調査は「非破壊調査」が原則です。サンプリング などの「破壊調査」を行う場合は、確固たる倫理観と見識をもって社会に必要性・正当 性を示し、所有者に対して①必要性・正当性を提案し
《この記事は約 9 分で読めます(1分で600字計算)》 アーカイブサミット組織委員会は6月11日、千代田区立日比谷図書文化館で「アーカイブサミット2018-2019」を開催した。私が参加した第1分科会「近年の一連の著作権法改正の動きの背景とその本質、これからの影響」で行われた議論を中心に、デジタルアーカイブ整備推進法(仮称)成立へ向けた課題について考察してみたい。 なお、活発な議論を遠慮なく行うためにという配慮で、この分科会ではだれがなにを言ったか? までは表に出さないようにするという方針が示されている。そのため、このコラムでもコーディネーター以外の発言は匿名化しておく。 保護期間の延長と、アーカイブ利活用促進の権利制限 マイナスの影響 アーカイブに関する直近の法整備でマイナス影響が大きいのは、やはりTPP11成立による「保護期間の延長」だ。死後50年から70年に延長されたうえ、「戦時加
KYOTO SIDEでは、これまで「レトロ・クラッシックな京都の近代建築を巡る旅」と題して、亀岡の「楽々荘」、大山崎町の「大山崎山荘」、京都市の「京都府庁旧館」、さらに「京都文化博物館」をご紹介してきましたが、今回は、岡崎の地に移転開館して110周年、平安神宮の赤い大鳥居のすぐ側に建つ、日本初の公立図書館・京都府立図書館をご紹介します。 図書館の利用は、京都府民はもちろんのこと、京都府内に通勤、通学している方、さらに大阪など隣接する府県に住んでいる方も図書館カードを作ることができるんですって。知ってました?^^ 圧巻のロケーション! 平安神宮の赤い大鳥居のすぐそば 神宮道を上がっていくと、あの赤い大鳥居がどんどんと近づいてきます。琵琶湖疏水に架かる赤い欄干の橋を渡る頃には、目の前には大鳥居がそびえ立ち、左手手前に京都国立近代美術館、そして、その奥に本日の目的地、京都府立図書館の姿が見えます
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