文化庁と明治大学が主催したシンポジウム「マンガ文化の保存拠点計画」(11月23日、明大駿河台キャンパス)を取材してきました。マンガ・アニメ・ゲームに関する資料の保存に関わる大学や施設や企業の専門家が、それぞれの取り組みについて報告し、全体の拠点となる総合施設の可能性や役割などについて語り合いました。 2009年に頓挫した「国立メディア芸術総合センター(通称:アニメの殿堂)」構想の反省を踏まえ、超党派の「マンガ・アニメ・ゲームに関する議員連盟」が「MANGAナショナル・センター」早期実現を求める決議をしたのが2年前でした。5時間超に及ぶ今回のシンポを聴いて、各分野の個別の取り組みでは具体的な進展が見られ、日々増えていく資料の受け入れ先や人材育成機関として総合施設的なものが求められていることは分かりましたが、その実現に向けて道筋が見えて来たと言えるほどではなく、まだまだひと山もふた山も(あるい
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