連日、マスコミを賑わせているクラウドコンピューティング(クラウド)は現在、一般的にも使われるようになってきました。クラウドの普及に伴い、新たにデータセンターを設置したりサーバを増設、またネットワーク接続の強化など特にインフラ系の設備投資需要が年々、大手ネット系企業を中心に相次いで高まっています。 なぜネット系企業かと言えば、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)やeコマース(電子商取引)といったネット系のサービス利用者がここ数年、爆発的に増加しているため。 利用者が増えればトラフィック(ネット上を流れるデータ量)も増える。トラフィックが増えれば、対応するためのサーバを増設したりネットワーク機能を強化する必要があるわけです。 特に大手ネット系企業のユーザー数は数百万人規模から、最近では数千万人規模にまで膨れ上がっているのですから、トラフィックもほんの数年前では想像できなかったほど大