佐賀県立高全36校の1年生(約6600人)が購入したタブレット端末に、一部教材ソフトがダウンロードできない不具合が発生していた問題で、各校は19日からインストール作業を再開した。教材データ入りのUSBメモリー(記録媒体)を使ったり、容量の大きいファイルを分割したりすることで対応している。
佐賀県教委が今春の県立高校1年生から導入したタブレット端末で、全36校のうち34校で一部の教材ソフトがダウンロード(DL)できない不具合が発生している。技術的なトラブルのため学校単独での解決は難しく、県教育情報課が「想定外」としてソフトメーカーに調整を要請、不具合解消に乗り出している。 県教育情報課によると、予定通りダウンロードが完了したのは、唐津工と鳥栖商の2校だけ。他の34校が採用している別の教材メーカー大手2社のソフトで、問題が発生した。親機となる教諭の端末を介して各生徒が自分の端末にダウンロードする手順だが、ソフトの容量が大き過ぎて授業時間中に処理が終わらなかったり、エラーとなって処理が中断されたりするという。 武雄高は、国語、世界史、数学、物理など12本の教材ソフトを端末にダウンロードする予定だった。音声や動画ファイルが含まれる容量の大きいソフトなどは、50分の授業時間内に完了せ
来春から県立高校の新入生の教材として導入されるタブレット端末。ICT(情報通信技術)教育の先進事例として全国的にも注目を集めるが、5万円の自己負担で購入することに波紋が広がっている。「負担額の根拠は」「貸与ではだめなのか」「壊した場合どうなるのか」-保護者からさまざまな疑問の声が上がっている。 導入されるのは基本ソフト(OS)が「ウィンドウズ8pro(プロ)」の機種。教材の充実度からiPad(アイパッド)と2機種に絞り込み、県内5校に試験導入、機能や価格を比較した。 校務で使うパソコンとの互換性が高く、教師端末から生徒端末を制御しやすいことなどから、大学教授ら外部有識者6人による選定検討委員会の評価を踏まえ、県教委が最終的にOSを決めた。 試験導入の段階では1台当たりの費用は本体6万4千円に保証料やソフト代1万6千円を加えた約8万円。学校用の特別価格で購入するため市場価格より安いという。「
出版社約440社で構成する日本書籍出版協会は6日、4月1日にリニューアルオープンする武雄市図書館に関する質問書を樋渡啓祐市長に出した。 新しい市図書館は、レンタルソフト店を展開するTSUTAYA(ツタヤ)の運営会社カルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)が指定管理者として運営する。 質問は(1)CCCがテナントとしてツタヤの書店を運営することに関し、地元書店にも公募の機会を与えたのか、決定プロセスを示してほしい(2)Tポイントカードの導入は図書館の公的業務を利用してCCCへの割引販売による利益誘導を行うとの見方もでき、著作権法を逸脱する疑いもあり、市の考えを示してほしい-の2点。 これに対し、樋渡市長は「オープン直前になって何をいまさらという気がするが、速やかに回答する」と話している。
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