異なるWebサービスをつなぎ,新たなWebサービスを作り上げるマッシュアップ(mashup)。筆者が新聞や雑誌,インターネットでマッシュアップというキーワードを見かけるようになったのは2006年ころだった。このころ日経コンピュータに所属し,企業の情報システムを取材していた記者は,Google Maps APIで加熱したマッシュアップ・ブームについて懐疑的な見方をしていた。 当時公開されていたWebサービスは,企業の情報システムには関係がないものが多かった。開発者がWebサービスを利用できるようにするためのWeb API(Application Programming Interface)を公開している企業も少なかった。Web APIの開発には当然,それなりのコストが発生する。企業分野に限らず,マッシュアップはそれほど普及しないのではないか。こう高をくくっていたのである。 Web APIは当
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