ところが、冒頭で書いたように駐輪規制が厳しくなったために、バイクの駐輪は激減。 JAMA(日本自動車工業会)のデータベースで調べてみたところ、1995年に120万台以上の販売・出荷台数だったのに、2009年は40万台を割った。実に3分の1以下になったわけだ。 日本自動車工業会によれば、駐輪規制が日本ほど厳しい国は思いつかないという。駐輪する場所がないのでうかつに出かけられず、当然ながら街を走るバイクも減っている。バイク専用の駐輪場も都内でも増えてきているが、まだまだ絶対的に不足している状況だ。 ただ警視庁も、駐輪規制の厳しすぎることを気にしているのか、表参道に無料の駐輪スペースを試験的にオープンした。これが成功すれば、もっと増やす予定かもしれない。 排ガス規制によりバイク本体の価格が上昇する一方、若年層の収入が減ったことも大きい。通勤通学用のバイクを買いたいと思っていた若者たちが自転車を購
奥多摩周遊道路をめぐる新通行規制のニュースに愕然としてしまいました。オートバイの行く末を、そして日本の未来を憂います。 旅人のかつての愛車、カワサキZZR250。奥多摩、小河内(おごうち)ダムわきの公園にて。1999年5月23日撮影。 12月10日付朝日新聞夕刊でとんでもない記事を目にしました。 なんと、奥多摩周遊道路をオートバイだけ一方通行にするというのです。 奥多摩周遊道路は、 東京都の西のはずれ、 山梨県との都県境に位置する奥多摩町と檜原村(ひのはらむら)を結ぶ、 全長19.7kmの山岳道路です。 最高地点は標高1146mで、 冬期は路面凍結や積雪のため閉鎖されます。 赤く着色された道路が奥多摩周遊道路。 この上下一車線づつの道路を、 オートバイに限り、 片側一車線しか通行できないようにしようというのです。 そんな規制は前代未聞です。 具体的に言うと、 奥多摩町から檜原村へのルートは
ついにというか、とうとうというか、奥多摩周遊道路の二輪車通行が規制されてしまいました。 皆さんもご存知と思いますが。平成21年12月15日より、周遊道路内のふるさと村->都民の森方向への二輪車通行禁止となっています。 一方通行の措置なので、五日市側からの往路は通行できるんですが、戻ってくるためには青梅経由で70kmくらい迂回しなければならない。 浅間尾根駐車場から数馬駐車場までの下り区間(所謂「小僧区間」)での二輪車事故多発を受けての規制のようだ。まあ、その昔は二輪全面通行止めの時代もあったのだからそれにくらべればまだマシですが、今回の措置は全面通行止めへの布石かもしれないので喜んでばかりもいられません。 かくいう私もあの区間で転倒した経験がありますのであんまり偉そうなことは言えないのですが、いちオートバイ乗りとしては、この規制にはとても残念でなりません。もちろん自分の未熟な運転技術は十分
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