SEMAショーのトヨタブースに出現したモトクロスバイク。クランクケースにまでトヨタのロゴが入っており、来場者も口々に「トヨタ製のバイク??」と囁き合っていたが、その真相を聞いてみると… トヨタの出展リストには『JGR/トヨタ・モトクロス・バイク・コンセプト』と明記されてはいるが、ベースになっているのはヤマハ『YZR450』。トヨタ、ヤマハ、そしてJGR(ジョー・ギブス・レーシング)が中心となり、パーツメーカー等17社が結集して造り上げたのがこの究極のカスタムバイクというわけだ。 エンジン内部はコンロッドからフィルター類に至るまですべてレース用パーツが組み込まれた。フレームは軽量化と同時にポリッシュド加工が施され、カスタムビルドのカーボンファイバーのパネルと燃料タンク、チタンなども多様。 ブレーキディスクにはトヨタロゴのスロットが入る等々、専用のワンオフパーツが随所に組み込まれ、ディテールに
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