GIGAZINEに届いた複数のタレコミによると、オンライン百科事典「Wikipedia」に2万8000円でページを作り宣伝を請け負うという業者が現れて問題となっているようです。 Wikipediaは誰でも編集できるシステムになっていますが、宣伝目的のページ作成は禁止されており、また、対価を得てのページ作成も禁止行為となっています。この業者は「宣伝くん」というサービスを提供し「自分ではなかなか作れなかったWikipediaページを2万8000円で作成代行します」と謳うなど、正面からルールを破って複数企業のページを作成しており、Wikipedia内で大激論が繰り広げられています。 一体何が問題になっているのか、詳細は以下から。 ■「宣伝くん」とは? Wikipediaの記事作成代行を行っているのは、東京都渋谷区初台にある株式会社代行企画。場所はこのあたり。 大きな地図で見る 同社の会社概要を見
地球上の動植物180万種のオンライン・データーベースを作り上げるプロジェクトが始まった(Guardianより)。 仕掛けたのは、米国の社会生物学者(sociobiologist)E. O. Wilson氏である。彼は2007年のTED(Technology Entertainment Design)賞の受賞者で,その時彼に夢をかなえる(make a wish)機会が与えられた。その夢が,地球上の生物の種のオンライン・データーベースを作ることであった。 MacArthur Foundation と the Alfred P. Sloan Foundationから1250万ドルの資金支援を受け, Encyclopedia of Life を設立して,夢のプロジェクトがスタートした。だが,とてつもない規模の作業なので,完成の目標は2017年としている。そしてオンライン・データベースの作成には,市
Wikipedia の変遷に関する研究が英Guardianにて紹介されている (本家 /. 記事より) 。 Wikipedia は 2001 年 1 月に立ち上げられ、2006 年には 100 万記事を突破、そのすぐ 1 年後には 200 万記事を突破したとのこと。特に 2004 年ころから 2007 年にかけては爆発的な成長を見せたという。パロアルト研究所の Ed H Chi 氏率いる研究チームによると、今でも日々情報量は増え続けているが 2007 年には 1 日平均で 2,200 件あった新規記事が今日では 1,300 件に減っているとのこと。しかし新規記事の数は減ってもアクティブな編集者の数はほぼ横ばいできているそうだ。 しかし、研究チームによると Wikipedia が運営される形はその黎明期から大きく変化しているとのこと。黎明期には時間と労力がある人なら誰でもプロジェクトに貢献で
ジミー・ウェールズ氏は、自身が創設したオンライン百科事典Wikipediaの擁護に多くの時間を費やしている。Wikipediaでは、ホットドッグの歴史から有名人の経歴まで、あらゆるものに関する記事をWebユーザーが匿名で編集できる。 先週もウェールズ氏の聖戦は続いた。きっかけは6月28日のNew York Times(NYT)の記事で、同氏、Wikipediaの管理人、NYTが協力して、誘拐されたNYTのデビッド・ローデ記者に関する情報をWikipediaから定期的に削除したと報じられたことにある。この行為はローデ氏の命を救うために行われたものだが、一部のネット専門家は検閲だと主張している。ウェールズ氏はそうした批判をきっぱりと否定している。 インターネットと社会のためのバークマンセンターのフェローで、市民メディア法プロジェクトのディレクターを務めるデビッド・アルディア氏は、Wikiped
Expired:掲載期限切れです この記事は,産経デジタルとの契約の掲載期限(6ヶ月間)を過ぎましたので本サーバから削除しました。 このページは20秒後にNews トップページに自動的に切り替わります。
Generative AI will drive a foundational shift for companies — IDC
朝日新聞が釣られた? 1面トップで「便所飯」報道! 大学側は張り紙の掲示否定 慶応大にも張られていたポスター(クリックで拡大、クリックで拡大) 「便所飯(べんじょめし)」なる言葉を紹介した朝日新聞の記事が話題になっている。孤独な大学生が大学の個室トイレで食事する行為を「便所飯」とし、「学生を中心に若者に広がっている」などと報じたが、当の学生たちからは「聞いたことがない」「ネット上の悪ふざけに釣られたのでは」との声も出ているのだ。 「便所飯」の記事が掲載されたのは今月6日付の朝日新聞夕刊。1面のトップ記事で、記者3人の署名入り。手厚い取材陣による“入魂”の記事だったこともあり、掲載直後から各方面の注目を集めた。ネットの検索ランキングでも「便所飯」のキーワードが急上昇。掲載翌朝の情報番組「めざましテレビ」(フジテレビ)も、この話題を取り上げた。 記事によると、「便所飯」とはトイレの個室で食事す
オンラインのフリー百科事典「Wikipedia」が、ドイツで百科事典として出版されることが決定したことを以前GIGAZINEでお伝えしましたが、イギリスで学生がWikipediaに掲載されている内容の一部を1冊の百科事典にまとめてみたところ、総ページ数が5000ページにも及ぶ、とんでもない分厚さの本が出来上がったそうです。 詳細は以下から。 Thickipedia | The Sun |News この記事によると、イギリスでRob Matthewsという学生によってWikipediaが書籍化されたそうです。これはWikipediaに収録されている437の特徴的な記事を1冊の百科事典としてまとめたもので、なんと5000ページにもおよぶとのこと。 書籍化されたWikipediaを床に置いたところ。厚さが19インチ(48.26センチメートル)に達しており、ひざまでの高さがあります。 百科事典とし
人気歌手マイケル・ジャクソンさんの死はインターネットでも注目の話題になり、複数のネットサービスをダウンさせるなど大きな影響をもたらした。 6月25日、ジャクソンさんが病院に救急搬送され、亡くなったニュースを受け、ニュースサイトやネットサービスにトラフィックが殺到した。AOLは、同社のインスタントメッセージングサービス「AOL Instant Messenger(AIM)」が、トラフィック殺到で約40分間ダウンしたことを明らかにした。 このほかにも、Twitter、ジャクソンさんの死を最初に報じた芸能ニュースサイトTMZ、Google News、LA Times、ABCなどのサイトも一時的にアクセスできなくなったり、表示が遅くなったりしたと報じられている。 ソーシャルニュースサイトDiggでは、ジャクソンさんの死亡を伝える記事が1万7000を超える「digg(投票)」を獲得し、digg数は1
Google NewsがWikipediaやYouTubeと連係すると,鬼に金棒のニュースサイトになるのかもしれない。 以下は,今日(12日の)昼頃の英語版Google Newsページである。トップ3本のニュースにはそれぞれWikipediaへのリンクが,2本のニュースにはYouTubeロゴが記されていた。(WがWikipedia,YがYouTube)。 例として,3番目の「イラン大統領選挙」に関するニュース記事を見てみよう。BBCやWashingtonPost,WSJ,NYT,CNNなど3022本の記事へのリンクが張られている。さらに,そのニュースに関連するWikipedia 記事の閲覧や,そのニュースの動画を視聴できるようになっている。 リンク先のWikipedia 記事は,Iranian presidential election, 2009と題するトピックス記事である。イラン大統領
Wikipedia がサイエントロジー教会に関連する IP アドレスからの項目編集を全て禁じる措置をとったそうだ (AFPBB News の記事、本家 /. 記事より) 。 「誰でも記事を編集したり新しく作成したりでき」るとしている Wikipedia だが、それは Wikipedia の基本方針に従ってこそ。Wikipedia では中立的な観点を重んじているが、サイエントロジー教会に関連する項目ではその信者と批判的立場を取る人々との間での編集合戦が繰り広げられてきた。この件は Wikipedia で長きに渡って議論されてきたが、ウィキペディア仲裁委員会は先日 10 対 0 でサイエントロジー教会による項目編集の禁止を決定し、直ちに実行に移した。評決には棄権が 1 票あったとのこと。 なお、Wikipedia がこのような社会的団体をバンしたのは今回が初めてとのことだ。
先日公開され、著作権侵害には断固とした対応を取るとして話題(?)になった地上デジタル放送のキャラクター「地デジカ」だが、chidejika.tvにおいてウィキペディアの記事「シカ」からの転記が指摘されている。 同サイトでは民放連による地デジカの資料(PDF)の4ページ目の説明文と、地デジカ発表以前の最新版である「シカ」の3月17日の版を比べているが、確かに非常に似通っている。意味騒動の発端ともいえる未来検索ガジェット通信の比較記事の方が判り易い。 ウィキペディアでは現在 GFDL を採用しており、これには各種の制限事項が科せられているのだが、現時点ではウィキペディアの記事を元にした事や、元の「文書」の著者名が記されていないなど、明らかに GFDL違反の状態となっている。
あまり頻繁に使うわけでもないWikipediaだが、ブログで取り上げるに当たり、基礎情報を調べようと「カラヤン」を検索してみた。インターネットにまつわる日本語と英語との情報ギャップについては梅田望夫さんが繰り返し注意を喚起しているところだが、カラヤンというグローバルなトピックに関して日本のWikipediaが何を掲載しているのかには興味が湧いた。続いて英独の情報にもアプローチしてみた。 見比べてみると、基本的に日本語の情報は英語のWikipediaを下敷きにし、そこに日本ならではの改変を加えるというスタイルで記述が成立している様子である。また、英語の情報はドイツ語のページと情報を共有している感が強い。 日本語の情報には特徴がある。トリビア的な情報付加が行われているわりに、幹となる情報が英独のページに比べるとたいへん弱い。相互に対応する項目である日本語の「生涯」と英語の「Biography」
ストーリー by reo 2009年02月13日 11時00分 Johann Gambolputty de von Ausfern- (snip) of Ulm 部門より ある人物の Wikipedia のエントリをきっかけに、以前から指摘されている Wikipedia の問題点が浮き彫りになっているそうだ (本家 /. 記事より) 。 ドイツの経済技術省の大臣に新しく就任した「von und zu Guttenberg」氏は由緒ある名門の家系の出身で、正式な名前は「Karl Theodor Maria Nikolaus Johann Jacob Philipp Franz Joseph Sylvester Freiherr von und zu Guttenberg」というそうだ。氏が大臣に就任するという話が出始めたころ、Wikipedia の同氏に関するエントリが編集され、名前に「Wi
誰でも追加・編集に参加できるオンライン百科事典として有名なWikipediaですが、編集者同士の意見が合わず議論になり、それが高じて頻繁に記事が書き換えられ「編集合戦」と呼ばれる状態に陥ることがあります。 英語版ウィキペディアの「Evolution(進化)」の項目は、ダーウィンの進化論を支持する人と『大いなる知性』が生命を創造した」というインテリジェント・デザイン論を掲げる人の間でしばしば編集合戦になっていたのですが、編集回数を調べてグラフにしてみたところ、なかなか面白い結果が出てきました。 詳細は以下。 Map: Evolution Evolving | Computers | DISCOVER Magazine これは英語版Wikipedia「Evolution」の項目を何人が編集したのかを表す棒グラフです。横軸が時間、縦軸が人数を表します。1色ごとに1人を表し、編集者が多いほど棒グラ
Heads on: Apple’s Vision Pro delivers a glimpse of the future
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