村岡氏、無所属出馬も 自民再び分裂選挙に 秋田 次期衆院選秋田3区への立候補を表明している自民党の村岡敏英氏(48)は26日、河北新報社の取材に対し、公認が得られない場合でも、無所属で出馬に踏み切る考えを明らかにした。3区は現職の御法川信英氏(44)の党公認が確実。党秋田県連はコスタリカ方式による両氏のすみ分けを目指したが、26日までに党本部から拒否され、前回(2005年)に続き自民分裂の選挙戦が確定的となった。 村岡氏は、落選した前回の衆院選後、無所属で再挑戦する意思を表明した。だが、07年2月、中川秀直党幹事長(当時)から、参院選への協力と党公認での衆院選出馬を要請され、復党した。 村岡氏は「そもそも公認するという話は、党本部が提案してきたこと。それを実行しないと言うなら、元の形(無所属での出馬)に戻るだけだ」と話した。 分裂選挙を避けたい県連は25日、津谷永光会長と鈴木洋一幹