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民主党首脳部もわたしたちも、民主党元代表・小沢一郎のパワーを小さく見過ぎているのではなかろうか。今回の「内閣不信任案政局」を見ていて、そう思った。 たしかに、最後は前首相・鳩山由紀夫にはしごを外されたために、内閣不信任決議案可決に至らず、首相・菅直人にとどめを刺すことはできなかった。しかし、民主党内で造反組が小沢グループを中心にして可決に必要な80人前後に積み上がってくると予測した人はどれくらいいただろうか? なぜ、小沢の意向でこれだけの衆院議員が動くのだろうか? 小沢の動きは分かりづらい。しかし、こと政局のことに関して、彼はウソをつかない。彼の発する言葉を注意深く観察していれば、どんな行動を取るか、おおよその察しはつく。 小沢は本気だと思ったのは、統一地方選前半戦が終了した直後の4月13日に、小沢が発表した短い「見解」だった。 「地震、津波による被災者の方々への対応は遅々として進んでいま
今週のコラムニスト:李小牧 [6月1日号掲載] 20日ぶりに戻ってみると、東京ではとっくに散った桜が満開になっていた。ただし、いつもの年ならあふれているはずの車や観光客はまったく見当たらず、街は閑散としている──。 李小牧は4月中旬と5月初めの2回、東日本大震災の被災地を訪れた。1度目は宮城県と福島県を取材で、2度目は福島県南相馬市の避難所でギョーザ(!)を振る舞う中国人ボランティアに同行したのだが、津波で何もかもなくなり、まったく音が消えた現場では、さすがの歌舞伎町案内人もただ立ち尽くすしかなかった。 なぜ中国人の私がわざわざ自費で東北の被災地を訪れたのか。そもそも最初に訪問した目的は、被災地の中国人の現状を知ることだった。彼らが地震後どうなっているかは、日本の新聞やテレビからはまったく伝わっていない。中国メディアもとっくに撤収している。 実は東北には日本人男性と結婚した中国人妻がたくさ
【コラム】1年ごとに首相が代わる日本 就任1年目を迎えた日本の菅直人首相が、東日本巨大地震からの復興に一定のめどが付いた時点でという前提で退陣する意向を表明した。菅首相は原発事故の収拾が見込まれる年末まで留任したかったが、今月中の辞任を求める党内の声に押され、8月前後に辞任する見通しだ。 日本では過去数年間、安倍晋三、福田康夫、麻生太郎、鳩山由紀夫とほぼ1年に1回、首相が交代した。外国の首脳が会談するたびに新しい首相が現れ、名前すら覚えられないと不評が出るほどだ。 菅首相が退陣表明に追い込まれたのは、地震被害と原発事故の収拾にリーダーシップを発揮できなかったことも一因だが、根本的原因として、日本の政治システムの限界がある。野党はもちろん、与党内からも辞任を求める声が上がったのは、30%を下回る支持率が理由だ。日本の歴代首相は、支持率が低下すると自ら辞任してきた。そうしないと、党内外から「権
法制審の特別部会 村木氏起用 6月7日 15時41分 江田法務大臣は、閣議のあとの記者会見で、容疑者の取り調べ過程の録音・録画など、新たな刑事司法制度を検討する法制審議会の特別部会の委員に、大阪地検特捜部の一連の事件で無罪が確定した厚生労働省の元局長の村木厚子さんら26人を起用することを発表しました。 法務省は、容疑者の取り調べの過程を録音・録画することや、供述調書に依存した捜査や裁判の在り方を見直すことを柱とした新たな刑事司法制度の導入を検討していて、江田法務大臣は、法務大臣の諮問機関の法制審議会に対し、刑法や刑事訴訟法の改正などを検討するよう諮問しています。これについて、江田法務大臣は、閣議のあとの記者会見で、この問題を検討するため法制審議会に設置される特別部会の委員に、大阪地検特捜部の一連の事件で無罪が確定した厚生労働省の元局長の村木厚子さんら合わせて26人を起用することを発表しまし
腸管出血性大腸菌の感染源と疑われるモヤシを栽培しているドイツ北部リューネブルク(Lueneburg)郊外ビーネンビュッテル(Bienenbuettel)村の農場(2011年6月6日撮影)。(c)AFP/ODD ANDERSEN 【6月7日 AFP】ドイツを中心に腸管出血性大腸菌(EHEC)の感染が拡大している問題で、同国北部ニーダーザクセン(Lower Saxony)州はモヤシが感染源である疑いがあると発表していたが、詳細な分析を行った同州農業省は6日、これまでのところ、モヤシからはEHECが検出されていないと発表した。 同州のゲルト・リンデルマン(Gert Lindermann)農相は5日、州内の農場で生産されているモヤシから暫定結果ながらEHECが検出されたと発表。これを受けて同省は、この農場のモヤシの種や水、換気設備などから40サンプルを採取し、詳しい分析を行った。これまでに23サン
放射能汚染水、あふれ回避急ぐ 浄化装置近く完成2011年6月7日15時0分 印刷 Check 油分離装置=5月11日撮影、東京電力提供 高濃度汚染水から放射性セシウムを取り除く装置=1日撮影、東京電力提供 高濃度汚染水から放射性物質を除染する装置。15日の完成を目指し作業が進む=5月31日撮影、東京電力提供 淡水化装置=5月31日撮影、東京電力提供 汚染水浄化の仕組み 東京電力福島第一原子力発電所でたまり続けている放射能汚染水の浄化装置の設置作業が急ピッチで進んでいる。15日ごろの完成を目指す。浄化した水をタンクに保存し、炉の冷却に再利用することで、原発施設の地下などで、汚染水があふれ出すのを回避できる見通しだ。 第一原発にある高濃度の放射能汚染水は、5月末の時点で10万5100トン。このままでは、汚染水があふれるのは時間の問題だ。 このため、タービン建屋などからポンプで汚染水を吸い出し、
2008年の出来事の1つに蟹工船ブームがある。プロレタリア文学に属する小説『蟹工船』の作者で、官憲に虐殺された小林多喜二が共産党員であったことから、蟹工船ブームと同時に日本共産党も注目された。 日本共産党によれば、毎月1000人以上の入党者があり、そんな状態が20カ月続いたという。このことは、当時マスコミで大々的に報道された。 では、現在の共産党員は何人いるのか。党員数は2~3年に1回開かれる党大会で明らかにされる(25回党大会は2009年総選挙のため2010年に延期された)。 24回党大会(2006年1月) 党員数 40万4299人 25回党大会(2010年1月) 党員数 40万6000人 4年間の増減は「+1701人」。「毎月1000人以上の入党者」があった割には、ほとんど増えていない。 志位和夫委員長の発表によると、この間に3万4000人の新入党員を迎えている反面、1万6347人の物
他人を信用しないことで知られる菅直人首相が唯一、心を許した政治アドバイザーだった。 「オレと菅さんは連合会長、民主党代表として、ズバズバ言い合いした間柄だから、オレなら何でも言ってくれると信用してくれてるようなんだよね」 生前、菅首相との関係について、こう語っていた。 平成13~17年、民主党最大の支持団体である連合の会長を務め、在任当時から「政治家的会長」と呼ばれたが、退任後も水面下で民主党の党運営に関わり、昨年10月には菅首相の肝煎りで内閣特別顧問に就任した。 その役割がとくに重要になったのが、3月11日の東日本大震災の発生後だった。 「戦後最大の国難だ。菅さんで乗り切れるかどうかわからないが、オレは今の立場でできる限りのことをするよ」 がんを患い、万全ではない体調にむち打って、首相にアドバイスを続けた。度々、首相の執務室や公邸を訪れたり、電話で話したり。夜中までかかって震災対応のポイ
閣議に臨む菅直人首相(中央)=7日午前9時15分、国会内、飯塚悟撮影 菅直人首相は7日午前の閣僚懇談会で、自らの辞任時期について「常識的に判断したい」と語った。首相は今年度第2次補正予算や特例公債法の成立後の今夏をめどに退陣する意向を示しているが、さらなる前倒しの可能性も出てきた。枝野幸男官房長官らが記者会見で明らかにした。 首相は閣僚懇の中で、2日の民主党代議士会で辞任時期について「一定のめど」としたことを自ら取り上げて、「一定のめどというのがいろいろと取りざたされているが、自分としては常識的に判断したい。現閣僚は切れ目なくしっかり仕事をしてもらいたい」と語ったという。 国会では復興基本法案が17日にも成立する方向だが、2次補正や特例公債法案は与野党合意の見通しが立っていない。こうした状況から、首相自身も自らの辞任で与野党協議の仕切り直しをめざし始めた形だ。
自民、民主両党の大連立構想をめぐり自民党内で6日、足並みの乱れが表面化した。谷垣禎一総裁が慎重姿勢を示す一方、大島理森副総裁は公明党の漆原良夫国対委員長に、大連立に踏み切る意向を伝えた。その公明党の山口那津男代表は、大連立に否定的な見解を表明した。 谷垣氏は6日、熊本市内で記者会見し、大連立構想について「民主党がしっかりまとまるのか、政策の方向性を打ち出していける態勢ができるのかを見ずして、無原則な(大連立の)話というのはあってはならない。今の段階ではまだ早い」と述べた。 石破茂政調会長も6日夜の自民党議員のパーティーでのあいさつで「ただ何でもいいから連立を組めばいいというお話ではない。何をテーマにいつまでにという話を詰めないといけない」と強調した。 だが、民主党の仙谷由人官房副長官(党代表代行)と4日に大連立構想について話し合った大島氏は6日、漆原氏に会談内容を報告。大連立実現に向け「公
なんとか酵素とかいう詐欺商品を地方紙の広告で見て、それについて書こうかとも思ったが、そんなのよりよっぽど重大な眉唾ごとがまかり通りつつある状況について書くことにした。前回からの続き的内容。 国会で菅内閣の不信任案は、大差をもって否決された。 その直前の菅の演説は「一定のめどがついた段階」での辞任を言っていた。否決後に、事実上は暫くの続投を意味すると発言すると、なぜだか詐欺呼ばわりする人々が現れ、マスコミもその論調で染まった。国民を欺いたとまで言う産経新聞なども。 が、今が政争をしている場合ではなく、一丸となって復興と原発事故対策に当たるべきときだと私は思うし、そのような見解は世論調査などからみても国民の多くが共有していたのではないかと思う。その前提に立てば、「めどがついた段階」がそれなりの長時間を意味するものとして受け止め、受け入れたとしても何も不思議はない。現に、その後の世論調査でも、あ
明日への活力がみなぎる、谷垣総裁の直筆色紙。 『慎獨』(しんどく) 意味は、『自分一人の時でも、行いを慎み雑念が起こらないようにすること。』 谷垣総裁らしい一言です。 ※額縁は商品・表示価格に含まれません。
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西岡参院議長は6日の記者会見で、政府が3日に国会に提出した国家公務員給与削減法案について、「法案が衆院で可決されて参院に来ても、人事院の了解が得られない限り、議長として(委員会に)付託する考えはない」と述べ、現状では参院での審議を認めない考えを示した。 法案は、東日本大震災の復興財源捻出を目的とし、2013年度までの一般職給与やボーナスなどを削減する内容。人事院の給与勧告によらない初の措置で、人事院総裁は遺憾の意を表明した。西岡氏は「震災への公務員の努力を考えると、政府対応には大きな疑問を持っている」と語った。 一方、西岡氏は、菅首相の退陣時期に関する政府・与党関係者からの発言について、「与党幹部、内閣の高官が(首相の退陣時期を)言うのは慎んでもらいたい。共同正犯の皆さんが何をガタガタ言っているんだ」と批判した。
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