法相 可視化の対象拡大を指示 8月8日 17時56分 江田法務大臣は、取り調べを録音・録画する「可視化」について、試験的に対象を拡大し、容疑者が否認しているものも含めて、裁判員裁判の対象となるすべての事件で行うよう、笠間検事総長に指示しました。 法務省は、おととし省内に政務三役を中心とする勉強会を設置して、容疑者への取り調べを録音・録画する「可視化」について検討を進め、その結果をまとめました。それによりますと、これまでの指針では、裁判員裁判の対象となる事件のうち容疑者が自白したものに限って、取り調べの録音・録画を行うとしてきましたが、今後は、容疑者が否認している事件も含めて試験的に対象を拡大し、すべての事件で可視化を行うとしています。また、これまで録音・録画は主に供述調書を読み聞かせて署名をさせる部分など、取り調べの一部に限定していましたが、今後は逮捕直後や供述調書を作成する前の段階など取