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ブックマーク / synodos.livedoor.biz (9)

  • SYNODOS JOURNAL : 自民党はなぜ勝利したのか 善教将大・坂本治也

    2013/1/189:0 自民党はなぜ勝利したのか 善教将大・坂治也 1. はじめに 2012年12月16日に投開票が行われた衆議院議員総選挙は、自民党の圧勝で幕を閉じた。自民党の比例区における得票数は16,624,457票(相対得票率27.6%)と、得票数第2位の日維新の会(12,262,228票[20.4%])とそれほど大きな差があるわけではなかったが、小選挙区では擁立した候補者288名のうち237名が当選するという、まさに圧勝と呼び得る結果となった。 もっとも、この結果について、多少なりとも違和感を覚えた人はそれなりに多くいるのではないだろうか。たしかに自民党が勝利することは、選挙前の報道内容などから十分に予測できることではあった。民主党への支持が選挙直前に急激に回復した兆候は見られなかったし、日維新の会や日未来の党など「第3極」と呼ばれる政党も選挙に向けての事前準備が十分整

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    biconcave 2013/01/18
  • SYNODOS JOURNAL : データで政治を可視化する(1/2) 菅原琢×荻上チキ

    2012/12/109:0 データで政治を可視化する(1/2) 菅原琢×荻上チキ 「ダメ出し」ではなく「ポジ出し」を! 非難やあら探し、足の引っ張り合いはもういい。ポジティブで前向きな改善策を話し合おう――。気鋭の評論家と政治学者による対談。印象論で語られがちな政治の見方を変える方法とは? 日の難題をかたづけよう 経済、政治教育、社会保障、エネルギー (光文社新書) ■政治学の中の計量分析 荻上 SYNODOS編で今年7月に刊行した『日の難題をかたづけよう』では、菅原さんに第二章「データで政治を可視化する」をご執筆いただきました。菅原さんがデータにこだわり続ける理由とは、一体何でしょうか。 菅原 現代の政治学では分析手法として計量分析は非常に重視されています。たとえばマクロ経済学では、国が公開したような公的なデータに従って研究をする人が多いと思いますが、政治学の場合は基的にそういっ

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    biconcave 2012/12/10
    >大きな数字が出てきて、しかも自分たちの印象に合った数字であれば一面トップに載せて派手に取り上げられる。ところが全然注目されない、自分たちのストーリーに合っていない数字が出てくると途端に切り捨てられる
  • SYNODOS JOURNAL : 下村健一氏インタビュー【広報室審議官編】 震災、原発、首相交代 ――霞ヶ関広報の変化の芽を、過去形にしたくない 難波美帆

    2012/11/209:0 下村健一氏インタビュー【広報室審議官編】 震災、原発、首相交代 ――霞ヶ関広報の変化の芽を、過去形にしたくない 難波美帆 学生時代からの旧知、菅直人の要請を受け、「国民と政権の間のパイプの詰まりを取ろう」と飛び込んだ内閣広報室。攻めの広報をやるつもりが、菅さんまでが守りの広報。着任1ヶ月でマインド・リセットを余儀なくされた下村氏。半年も経たない2011年3月11日に史上稀に見る大地震が起き、前例のない緊急時広報を経験することに。津波災害、原発事故への対応、被災地支援、首相の隣で国の中枢の決断と情報を国民に伝えるという大役を引き受けることになった。菅首相退陣から野田総理の新エネルギー政策決定まで、戦後最大の国難の時期を広報審議官として過ごした下村さんがふりかえる、「できたこと・できなかったこと・これから伝えたいこと」。(難波美帆) ■守りの広報 ―― コツコツと“

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    biconcave 2012/11/24
  • SYNODOS JOURNAL : 橋下現象はポピュリズムか? −大阪維新の会支持態度の分析− 善教将大・坂本治也

    2012/7/249:0 橋下現象はポピュリズムか? −大阪維新の会支持態度の分析− 善教将大・坂治也 1. はじめに 2011(平成23)年11月27日に投開票が行われた大阪市長・府知事同日選挙(以下「大阪ダブル選」)において、地域政党大阪維新の会の代表である橋下徹氏と同会幹事長の松井一郎氏が当選したことは、既に広く知られる通りである。大阪都構想を含め、教育制度や公務員制度の抜的改革を推進すべき政策として掲げていた両氏は、当選後すぐに選挙で争点となった政策を実現すべく動き出し、2012(平成24年)5月には「大阪教育行政基条例案」が大阪市議会で可決されるなど、着実に成果を蓄積させつつあるように見える。 もっとも、そのような成果をあげつつも、大阪維新の会ないし橋下氏の政治スタイルに対する批判を展開する書籍や論稿は多く、また一部の有識者からは「橋下はポピュリストだ」などと論難されても

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    biconcave 2012/09/27
    ポピュリズム的人気=熱狂的人気と解釈していいものかどうか。風によって移ろいやすいがときに一方に極端に流れる傾向こそポピュリズムの特徴と見ることもできる。/対照として公明党の「熱狂」支持比率を見てみたい
  • SYNODOS JOURNAL : 世論調査の現状をデータで整理する 菅原琢

    2011/1/117:0 世論調査の現状をデータで整理する 菅原琢 ◇はじめに◇ 筆者は2011年の早いうちに世論調査に関して2つの原稿を出す予定となっている。ひとつは、「世論調査は機能しているのか?―「民意」解釈競争と現代日政治の迷走」『日世論調査協会報よろん』107号、もうひとつは「スケープゴート化する世論調査」(『Journalism』2011年1月号)である。 世論調査についてとやかくいう人は増えたものの、日の世論調査の現状について理解した上での議論というのは驚くほど少ない。その意味で今回紹介する各データは、世論調査を批判したい人にとっても、利用したい人にとっても、役に立つものだろう。 なお、ここで扱う世論調査は、政党支持率、内閣支持率(組閣直前を除く)が聞かれている政治に関するRDD方式の世論調査に限定している。分析の効率の観点から三紙に絞っているが、以下のデータ傾向や議論

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    biconcave 2011/01/13
    世論調査はマスコミが書きたい記事を補強するための材料ではないんやでー。世論を「天の声」にして、自信がない自分の論理の穴ぼこに目張りをしようとするのはやめれー。
  • SYNODOS JOURNAL : 誤解される高速道路無料化政策 斉藤淳

    2010/11/297:0 誤解される高速道路無料化政策 斉藤淳 毎年、お盆や正月になると、恒例行事のように高速道路の渋滞がニュースになります。2009年から週末定額料金制度が導入され、2010年に入り無料化社会実験が行われたため、高速道路の渋滞を強調するニュースが多い印象をもちます。 道路行政はさまざまな利権が関わるので、既存の仕組みを変えようとすると大きな抵抗に遭います。高速道路無料化も例外ではありません。今回は日の高速道路政策の是非、とくに無料化への動きについて、その効果も含めて考えていきたいと思います。 ◇有料道路制度の是非◇ まずはじめに、ここでいう高速道路とは、 (1)    流入制限: 出入り口以外から車線に入ることができない (2)    中央分離帯: 任意の地点で反対車線に入ることができない (3)    連続立体交差: 進路を変更するときに反対車線をまたぐ必要がない

  • SYNODOS JOURNAL : 都道府県議選・参院選挙区の定数不均衡について考える 菅原琢

    2010/11/247:0 都道府県議選・参院選挙区の定数不均衡について考える 菅原琢 ◇統一地方選挙の前哨戦、茨城県議選◇ 都道府県議会の議員選挙は、東京都、茨城県、沖縄県を除き、4年に一度の統一地方選挙の際に行われている。統一されていない3都県のうちのひとつ、茨城県議選は今年12月に行われることになっており、来年4月に行われる統一地方選挙の前哨選挙として注目されている。 ◇茨城県議選の有権者数と選挙区定数◇ 12月に行われる予定の選挙での茨城県議会の議員定数は65人である。同選挙では、この定数を36の選挙区に分けて選出することになっている。 茨城県選挙管理委員会が2010年9月2日に選挙人名簿登録者数を発表したので、これをもとに各選挙区の有権者数を集計し、次項で説明するいくつかの方法で定数を配分し直したのが次の表である。なお、筆者のブログにも同様の表をアップしたので、データを使いたい場

  • SYNODOS JOURNAL : 民主党代表選の党員投票から日本の政党組織について考える 菅原琢

    2010/10/27:0 民主党代表選の党員投票から日の政党組織について考える 菅原琢 ◇政治現象を数値化すること◇ 政治現象を数値化して分析するというと、奇妙に感じる人も多いだろう。選挙結果や内閣支持率のような数字そのものが焦点となる場合を除けば、政治は人が主役であり、特定の状況での彼らの打算や感情を推測することが分析だと思われている。 そこで、このシノドス・ジャーナルでの連載では、なるべく簡単な手法を用いながら現実の政治現象を計量的に分析し、現代日政治について論じていきたい。 ◇既存メディアが苦手とする政党組織◇ 第1回となる今回は、9月14日に行われた民主党代表選を取り上げる。 民主党代表選は、国会議員、地方議員、党員・サポーターという3つの有権者団によって行われる。国会議員は1人2ポイントを有しており、地方議員は全体で100ポイントをもち、投票結果をもとにドント式で配分される。

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    biconcave 2010/10/02
    都市部では熱心な小沢支持派議員でも「手の打ちようがなかった」というのが実情なんだろうね。党員サポーターという政治強関心層でも、都会の選挙で有権者に働き掛けることの困難さがよく分かる。
  • SYNODOS Blog : 「あたらしい『新しい公共』円卓会議」は、市民運動を越えられるか? 西田亮介

    2010/07/0500:00 「あたらしい『新しい公共』円卓会議」は、市民運動を越えられるか? 西田亮介 2010年6月13日。高円寺の一室に、鳩山前首相、鈴木寛文部副大臣、松井孝治前官房副長官、著名な社会起業家、メディア関係者らが車座になって、100人近い若者たちとともに、子育て、教育、メディアのあり方などの社会問題について語り合っていた。 「あたらしい『新しい公共』円卓会議」とはなにか。 もともとは、「友愛社会」という、社会的包摂の拡充に近い理念の実現を掲げていた鳩山前首相が、政権担当時に、「人と人が支えあう社会」を「新しい公共」と呼び、その実現に注力したことに端を発する(第一七三回所信表明演説)。 この「新しい公共」実現のために、大学教員や企業人、社会起業家たちから構成された「新しい公共」円卓会議が内閣府に設置される。そして、同円卓会議の「新しい公共宣言」を受けて、政府は「『新

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    biconcave 2010/08/04
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