読売新聞社は鳩山政権発足後、初めての国政選挙となる参院神奈川、静岡両補選(25日投開票)について、電話による世論調査と取材を基に情勢を分析した。 神奈川では、民主党の金子洋一氏(国民新党推薦)が先行し、自民党の角田宏子氏が追っている。静岡は、民主党の土田博和氏(同)が優位に立っている。民主党が8月の衆院選で圧勝した勢いを維持している。ただ、両補選ともに有権者の3割近くは態度を決めておらず、情勢は流動的な面もある。 神奈川では、金子氏が民主支持層の約7割を固め、社民支持層などにも支持を広げている。角田氏は自民支持層の8割をまとめ、自主投票とした公明党の支持層の約6割も固めた。 静岡では、土田氏が民主支持層の約7割をまとめ、自民支持層の一部にも食い込んでいる。自民党の岩井茂樹氏は自民支持層の約7割を固めたが、自主投票の公明支持層からの支持は約5割にとどまった。 調査は16〜18日、神奈川、静岡
鳩山政権発足後初めての国政選挙となる参院神奈川、静岡両選挙区の補欠選挙(25日投開票、被選挙数各1)について、朝日新聞社は17、18の両日、電話調査を実施し、取材で得た情報をあわせて情勢を探った。民主候補は神奈川ではやや先行、静岡では優位に立っており、自民候補はいずれもやや苦戦している。ただ、有権者の4割前後が投票態度を明らかにしておらず、終盤にかけて情勢が変わる可能性もある。 投票態度を明らかにした人について分析すると、神奈川では、民主の金子洋一氏は、30代以上のどの世代でも他の候補をリード。衆院選の小選挙区で民主候補に投票した層の約8割を取り込み、衆院選での民主の勢いを維持している格好だ。川崎市や県西部では他候補を引き離している。 自民の角田宏子氏は自民支持層の9割をまとめ、無党派層の支持では金子氏を上回る。地盤の横浜市では金子氏と互角の戦いぶりだ。共産の岡田政彦氏と諸派の加藤文康
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10月8日告示、25日投開票の参院神奈川、静岡両補選が、与野党の重要選挙に浮上してきた。鳩山政権初の国政選挙で、民主党は2議席とも獲得し、参院会派の単独過半数掌握に布石を打ちたいところ。一方、野党に転落した自民党にとっても、今月28日に決まる新総裁の初陣となる。【高山祐、渡辺創】 「勝っても小さいが、負ければ(新聞の)大きな見出しになる」 民主党の小沢一郎代表代行(当時)は今月7日、党本部に神奈川県連代表の笠浩史衆院議員を呼び出し、そう告げた。神奈川選挙区は民主党を離党し、衆院にくら替えした浅尾慶一郎氏の辞任に伴う補選。元々は民主党が持っていた議席だけに、小沢氏は「絶対、負けられない選挙だ。準備を急いでくれ」と、笠氏に強く念を押した。 民主党は神奈川選挙区で、元内閣府職員の金子洋一氏(47)を公認した。自民現職の知事選出馬による静岡補選には、民主党静岡県連が医療法人理事長の土田博和氏
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