日医推薦委員はゼロに=「医療再生のため」−中医協人事で厚労相 日医推薦委員はゼロに=「医療再生のため」−中医協人事で厚労相 長妻昭厚生労働相は26日、記者会見を開き、今月1日で任期が切れた中央社会保険医療協議会(中医協、厚生労働相の諮問機関)の委員9人の後任人事を発表した。これまで3人いた日本医師会(日医)の推薦委員はゼロとし、代わりに地方医師会から幹部2人と、大学医学部長を起用した。 日医の推薦委員に代わる新しい委員は、▽安達秀樹京都府医師会副会長▽嘉山孝正山形大医学部長▽鈴木邦彦茨城県医師会理事−の3人。今回の人事の狙いについて長妻厚労相は「医療再生が大きな目標」と述べ、意図的な「日医外し」を否定したが、茨城県医師会は8月の衆院選で民主党候補を応援しており、同党の政策に理解を示す人材を選んだ形だ。(2009/10/26-22:33) 関連ニュース 【アクセスランキング】今、1番の注目