鹿児島県阿久根市の竹原信一市長が4月に市役所内に張り出した各課の人件費総額を記した張り紙が何者かにはがされた問題で、竹原市長は31日、張り紙をはがしたとして市民環境課の男性係長(45)を懲戒免職処分にした。竹原市長は「市長の命令に背く行為で、反省はみられない」と話したが、市職員労働組合は反発している。 張り紙は、総務課や市民環境課など16課ごとに07年度の人件費総額を記した内容。「職員の自覚を促すため」として、竹原市長が議会から2度目の不信任決議を受けて失職する前日の4月16日に職員に指示して張り出させ、3日後にすべてはがされた。 竹原市長は「(係長は)当初は知らないと言い、後で名乗り出て顛末(てんまつ)書が出されたが反省は見られない。市長の命令に背く行為で命令系統の破綻(はたん)は許されない。懲戒免職以外に方法はない」と処分理由を説明した。 一方、係長は「処分は納得できない」と話し
鹿児島県阿久根市の出直し市長選で、再選を果たした竹原信一市長は1日、市役所庁舎内にある市職員労働組合(落正志委員長、約200人)の事務所に早期退去を求めることを明らかにした。職員給与を高いと批判し、「市役所改革」を掲げて選挙戦を戦った竹原市長は、組合事務所については「市民の財産の目的外使用」にあたると主張していた。こうした要求は異例で、市職労は「活動に支障が出る」と困惑している。 組合事務所の退去について、竹原市長は1日午前の初登庁後、記者団に対し「悪平等であり、市民の税金を不当に使ってしまう運動ばかりしている。背任組織だ。退去はなるべく早くやります」と述べた。退去は選挙公約にも掲げており、当選を決めた5月31日夜にも、「主権を市民から取り上げた自治労(市職労)は阿久根から出ていってもらう」と宣言していた。 市職労は市庁舎別館の一室(約50平方メートル)を使用している。市行政財産の使用
【衝撃事件の核心】市長派が分裂?の急展開…「ブログ選挙」がもたらす破壊とカオスの現場 (1/5ページ) 2009.5.16 13:00 自身のブログで物議を醸してきた鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)が、議会から4月に2度目の不信任決議を突き付けられ、職を追われた。次の舞台は5月末の出直し市長選。反竹原派議員らが推す対抗馬との事実上の一騎打ちとなる見通しで、「竹原」VS「反竹原」のバトルもついに最終章を迎える。選挙戦は早くも過熱し、竹原氏がブログに書き込んだ支援団体との“分裂劇”がさまざまな憶測を呼ぶ事態にも。地方の首長が仕掛けた「ブログ選挙」の総決算。“実験台”となった格好の地元に、果たして何が残るのだろうか。(花房壮) 支援団体の幹部をブログで名指しして… 「(竹原前市長の)ブログの書き込みを読んだ支援者が、最近心配して『市長選は大丈夫か』とよく声をかけてくるんですよ」 市長に就
竹原信一市長 市役所や議会の批判をブログで発信する鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)の政治手法に反発する市議会(定数16)の反市長派議員(11人)は29日、市長の不信任決議案提出に向け、臨時議会の招集を近く請求することを決めた。これにより、竹原市長の不信任決議が再び可決され、市長は自動失職に追い込まれる公算が大きくなった。 竹原市長は4月8日に定例議会を開く方針のため、反市長派は臨時会の招集請求を遅くとも7日までに出すとしている。地方自治法は、議員から請求を受けた市長は20日以内に臨時会を招集しなければならないと定めている。 反市長派は29日夜に開かれた市民と市議の対話集会に出たあと、不信任決議案の提出に向けた対応を決めた。対話集会には、2月の不信任決議を受けて市長が議会を解散したのに伴う今月22日の出直し市議選で当選した16人全員が参加した。市民からは、2度目の不信任決議案提出
市のホームページで職員の給与を1円単位で公開するなど物議を醸している鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(50)は27日、人事異動(4月1日付)を発表し、9人を降格させた。 中には2階級降格となったケースもある。竹原市長は読売新聞の取材に「成果を求めるための適材適所の人事で情実ではない」と話している。 同市は部制を取っておらず職員の階級は上から課長、参事、課長補佐、主幹、参事補の順。降格の内訳は▽参事から課長補佐2人▽課長補佐から主幹5人▽課長補佐から参事補1人▽主幹から参事補1人。給与が下がるのは2人とみられる。 降格された男性職員は「仕事で失敗した心当たりはなく、こんな人事では士気が低下しかねない」と憤っていた。今回の異動規模は95人で、降格の一方、初の女性課長が誕生するなど係長級以上で21人が昇格した。
351:千葉9区:2009/03/23(月) 22:01:14 ◆市議選開票結果 ◇阿久根市(定数16−23)=選管最終発表 当 1,227 山田勝 63 無前=◎市長派= 当 1,194 松元薫久 32 無新=◎市長派= 当 1,029 石沢正彰 63 無新=◎市長派= 当 929 牛之浜由美 50 無新=◎市長派= 当 925 牟田学 50 無新=◎市長派= 当 779 中面幸人 56 無新 当 774 櫁柑幸雄 72 社前 当 757 大田重男 60 無新 当 754 岩崎健二 59 無前 当 750 古賀操 48 無新 当 730 木下孝行 49 無前 当 725 児玉賢一郎 67 無前 当 670 浜之上大成 58 無前 当 654 鳥飼光明 68 無前 当 617 浜崎国治 61 無新 当 544
西之表市の馬毛島が米軍空母艦載機離着陸訓練施設の候補地に挙がっている問題で、同島のほぼ全域を所有する馬毛島開発の立石勲社長(74)が17日、市議会宇宙開発等馬毛島対策特別委員会で「夜間離着陸訓練(NLP)の誘致を行っている」と明らかにした。公の場での誘致表明は初めて。 立石社長は2日、誘致を急ぐために馬毛島を同市から分立させ、独立した自治体とする「市町村の廃置分合及び境界変更の申請書」を市議会に提出、同特別委での発言を求めていた。 17日は、馬毛島に石油備蓄基地誘致を計画した1974年以来の経過を説明。数年前、米航空貨物会社の誘致に失敗した後、米軍厚木基地(神奈川県)の空母艦載機が硫黄島(東京都)などで行っているNLPの施設誘致を始め、「最近ようやく候補地に浮上してきた」と話した。 また、中種子町議会が9月定例会で旧種子島空港跡地に自衛隊を誘致する陳情を採択したことに絡み、「自衛隊は
市長と議会の関係悪化で混迷が続く鹿児島県阿久根市。6日の議会による市長不信任案可決、市長による解散表明で両者の対立は決定的なものになった。 何がここまで問題をこじれさせたのか。阿久根の動きを追い、行政と議会のあるべき姿を探った。 ◆ブログ選挙運動で市長当選◆ 「(市長の)不信任案は可決しました」――。議長の声が響くと、議員らは足早に議場を後にした。市長に理解を示した3人を含む出席議員全15人の賛成に、傍聴席の市民も驚きを隠せない様子でざわめいた。 竹原信一市長(49)は、可決後の記者会見で笑顔を見せながら、こう切り出した。「ありがとうございます。感謝します」。さらに、不信任の対抗手段として議会の解散を言明。「不信任案の可決を確実にするため」として、自分を理解する市議2人にさえ賛成票を投じるよう頼んだことを明らかにした。「(解散による)出直し市議選で議員を入れ替えなければならないからね」とも
「辞めてもらいたい市議は?」市長がネット投票募る(1/2ページ)2009年1月14日15時0分印刷ソーシャルブックマーク 「最も辞めてもらいたい議員は?」。鹿児島県阿久根市の竹原信一市長(49)が、自身のインターネット上の日記(ブログ)で「インターネット投票」を呼びかけている。昨夏の市長選で初当選して以来、議員定数削減案や教育委員人事案を市議会に否決され続けてきた竹原氏。「思いつき」で投票を考えたというが、議員からは「議会制民主主義を無視している」との批判が起きている。 ネット投票は竹原氏の12日付のブログにある。市議会の名簿順に議員15人全員(欠員1)の氏名を挙げ、「阿久根市議会で最も辞めてもらいたい議員は?」と投票を呼びかけている。閲覧者が自由に投票でき、投票期間や投票結果を発表するかどうかは作成者が決める。発表しない場合、投票先の内訳は作成者しか分からない。 市議から転身した竹原氏は
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