JR宇都宮駅近くのJR東日本宇都宮運転所(宇都宮市川向町)で15日、3月から日光線に導入される205系リニューアル車両が報道関係者に公開された。日光線は現在、107系の車両が運行されているが、3月16日のダイヤ改正で全て205系に切り替えられる。 日光線は宇都宮-日光の7駅40・5キロ。JR東日本大宮支社によると、現在の107系は鉄鋼製の車両で昭和63年の導入から24年を経ている。台車部分など製造から47年経過しているリサイクル部品もある。3月に導入される205系も平成元~2年製造で、年数はそれほど違わないが、ステンレス製車体でさびにも強く長持ちするという。 205系は埼京線や武蔵野線などで多くの路線で利用されている。今回、日光線に導入される車体は京葉線で使われていたものを改造。外観だけでなく、ドアを半自動式に変え、トイレや滑り止め装置などが設置された。 同社大宮支社車両課の角野晋一さん(