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ブックマーク / www.cyzo.com (33)

  • アニメ業界の新潮流? 「キルミーベイベー」に「ラブライブ!」とOVA付きCDが出現!

    「どしたのワサワサッ?」 「うるさいドーン!!」 このフレーズだけでピンときたアナタ。間違いなく、洗脳されてますネ! そう『キルミーベイベー』に! 2012年の深夜に放送され、当初はそんなに話題にならなかったものの、中毒性のある内容と主題歌のパワーで放送終了後もジワジワとファンというか信者、もしくは患者を現在進行形で増やし続けるギャグアニメ『キルミーベイベー』が今秋復活する。 10月16日に、テレビで使用されたOP、EDテーマやキャラクターソングを収録したベストアルバム『キルミーベイベー・スーパー』(ポニーキャニオン)をリリースする作だが、今回のアルバムには、ほぼテレビアニメ1話分に相当する約27分のOVAが付属。「まさかの第2期フラグか?」とファンの期待感を煽っている。 それにしても、「CDにOVAが一丸ごと付いてくる」という展開は、今までにあまり見なかった動きである。従来はOVAに

    アニメ業界の新潮流? 「キルミーベイベー」に「ラブライブ!」とOVA付きCDが出現!
  • 「内定のはずが……」SEKAI NO OWARI『紅白』落選の裏にあった“ステージセット”へのこだわり

    大みそかに放送される『第64回NHK紅白歌合戦』の出場者が発表された。公式発表前に流れていた内定情報の通り、NMB48やサカナクションの初出場が決定。その他の若者枠にはaikoや浜崎あゆみ、TOKIOなどお馴染みのメンバーが選出されている。 演歌枠では、石川さゆりや五木ひろしなどの大物から“脱サラ歌手”として注目される福田こうへいまで名を連ね、さらには北島三郎が今回限りで引退を発表するなど、それなりに話題があるように思える。しかし、一部のネットユーザーからは「しょぼい」「紅白っぽくない」などの不満が出ている。今回の出演者について、音楽業界関係者はこう話す。 「AKBグループが3組も出ることに批判が集まっていますが、実はEXILE軍団もひどい(笑)。家のEXILEはともかく、E-girlsや三代目J Soul Brothersはバーター感が否めません。ロック好きやアニメファン、ヤンキーなど

    「内定のはずが……」SEKAI NO OWARI『紅白』落選の裏にあった“ステージセット”へのこだわり
    bjm_tms
    bjm_tms 2013/12/01
    ふーん。
  • ロリ漫画規制に国民の58.9%が賛成している!「政府が調査研究したら、こうなった」

    いよいよ国会に提出された児童ポルノ法改定案。その問題点として挙げられているのが、児童ポルノの単純所持の禁止と、附則で触れられた、漫画などが実際の事件に影響を及ぼすのか3年後を目途に調査研究する、という2つの項目だ。 この2つの項目が、共に「表現の自由」の規制を目指すものであるのは、ほぼ間違いない。ところが、この後者の部分を「調査研究を行うのであれば、いいではないか」という見方をする意見も存在する。調査の結果、漫画が影響を及ぼさない、という結果が出ればいいではないかというわけである。 だが、そのような「表現の自由」を守る側にとって都合のよい結果が出ることは、おおよそ考えにくい。その裏付けになるのが、2007年に内閣府が行った「有害情報に関する特別世論調査」だ。 この調査では「実在しない子どもの性行為等を描いた漫画や絵の規制について」規制の「対象とすべきである」と回答した人が58.9%、「どち

    ロリ漫画規制に国民の58.9%が賛成している!「政府が調査研究したら、こうなった」
    bjm_tms
    bjm_tms 2013/06/17
    対面で誘導があって6割ならばと思えなくもないが、結局は「どちらかといえば」も含めた「9割」という数字だけが根拠として出回るのだろうな。
  • 出演者はすべて現役警察官! 福岡県警『許されざる者』が大ヒット中

    いま、福岡県内のレンタルビデオ店で爆発的ヒットとなっている『許されざる者』というビデオがある。これは今から4年前、福岡県警が指定暴力団撲滅のために自主制作したドラマ仕立ての啓蒙映像作品で、制作期間2カ月、制作費30万円、家庭用ビデオカメラを片手に撮影から編集まですべて自分たちで行い、総勢30名の出演者はすべて現役の警察官と警察職員だというから驚きだ。 映画の内容は、懲役刑を終えて刑務所から出所した暴力団員・奥村が、幹部組員からある人物の襲撃を指示され、発砲事件を起こすも失敗。流れ弾が近所の住人にあたり、大ケガをさせてしまう。逮捕された奥村は暴力団組織との関係を頑なに否認するも、唯一の家族である妹とその婚約者を守るため、徐々に関与を認めていく、というもので、暴力団の悪質さや末端組員の過酷な生活、家族の苦悩を描いている。 組織犯罪対策課の現職の警官たちが演じる幹部組員はホンモノ顔負けのド迫力。

    出演者はすべて現役警察官! 福岡県警『許されざる者』が大ヒット中
  • 「夢は国立競技場で大集会!?」コスプレ界を席巻する、自宅警備隊の秘めたる野望

    最近、各地のコスプレ会場に出没して話題を呼んでいる黒ずくめの武装(?)集団「自宅警備隊」をご存じだろうか。 ハリウッド映画に出てくる特殊部隊のようなカッコイイ装備で決めているのに、ヘルメットに燦然と輝く「NEET」の文字。そして彼らの守るのは愛する人でも日でも、ましてや地球の平和でもなく、それぞれの自宅なのだという(主に自分の部屋のみ)。 2011年に初めての出現が確認された時にはたったひとりの部隊だった自宅警備隊も、入隊希望者が殺到して現在では総勢130名を超えているのだとか。彼らは一体何者なのか? そして目的は何なのか? 創始者にして隊長である鰐軍曹隊長(軍曹なんだか隊長なんだかよく分からないが)と隊員のみなさんにサイゾー編集部のある渋谷まで宅外派遣してきてもらい、インタビューを敢行した! ――まずは、この自宅警備隊を始めたきっかけというのは? 鰐軍曹隊長 「私はもともと、コスプレイ

    「夢は国立競技場で大集会!?」コスプレ界を席巻する、自宅警備隊の秘めたる野望
  • 「倒産」の本当の意味を知ってる? “吉野家復活”の裏にあったドラマ

    倒産から、奇跡の復活を遂げた吉野家。業績悪化 要因を地道に改善し、債権者からも多額の債務を 放棄してもらえるという幸運にも恵まれた。 流通大手のそごうやマイカルなど、昔であれば「まさか!」と思われた大企業が、いまや当たり前に経営破綻する時代。だが、企業にとっては「死」を意味すると思われがちな「倒産」という憂き目に遭った企業が、今も営業しているのはなぜなのか? 復活する企業と死ぬ企業の境界線とは? 今年6月、ネットカフェ大手のアプレシオが民事再生法の適用を申請し、メディアでは「倒産」と報じられた。負債総額は22億円。だが、同時に「店舗の営業は続ける」(日経流通新聞)との報道も。倒産とは、会社が潰れることではないのか。”潰れた”会社が、なぜ営業を続けられるのだろうか? そもそも、「倒産」という言葉は厳密な法的用語ではなく、一般的には企業の経営が行き詰まり、債務を弁済できなくなる状態を指していう

    「倒産」の本当の意味を知ってる? “吉野家復活”の裏にあったドラマ
  • グルになって原告をダマす!? 弁護士と裁判官の”不適切な”関係|日刊サイゾー

    東京地方裁判所。裁判官自ら同所内を ガイドしてくれるツアーも実施している。 (画像はウィキペディアより) 「あなたね、私にこの証拠資料を全部読めって言うんですか? そんな暇ないですよ! 和解って言ったら、和解なんですよ!」 数年前にA氏(原告)が不当配置転換取り消しを求めて、勤務先である某大手メーカー(被告)を相手に起こしたある民事訴訟。A氏は、第1回と第2回口頭弁論の間に行われた裁判官、原告、弁護士による会議(後述参照)で、裁判官から和解を促されたが、「何とか判決を出してほしい」と嘆願していた。すると裁判官がバンバン机をたたきながら声を荒げ発したのが、冒頭の言葉である。A氏はその姿を見て、それまで抱いていた「冷静かつ公平な裁判官」というイメージが、一気に崩れたという。 ローソン子会社訴訟(5月判決)【註1】、JR西日訴訟(7月判決)【註2】、オリンパス訴訟(8月判決)【註3】など、社員

    グルになって原告をダマす!? 弁護士と裁判官の”不適切な”関係|日刊サイゾー
    bjm_tms
    bjm_tms 2012/12/23
    弁護士の選び先は慎重に。勤務先を訴えるのは不毛だが、もしやるならばきちんと実績のある人を選ぼう。
  • 「あのころ、ネットがなくて本当によかった」【小明】中2のままのアイドルライフ

    元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の10回目なのですが、なんと今回は私! 小明がルンルンに写真を撮られてインタビューまでされてしまっています! そしてインタビュアーには、なんと津田大介さんが! 忙しいのに! もったいない! 小明 ギャー! ほんとに津田さんが来た!! 忙しいのにすみません!! 津田さんの貴重なお時間を私なんぞに使わせてしまってすみません!! 津田 いえいえ。初めまして、ですよね。 小明 当は以前インターネットの番組でご一緒するはずだったんですが、道中でダウンしてしまって……よくあるんですよ。先日も駅のホームで白目を剥いていたら駅員さんに声をかけられてしまって。 津田 よくあるんだ(笑)。でも人生って、生きていて楽しいこともあれば、辛いことも

    「あのころ、ネットがなくて本当によかった」【小明】中2のままのアイドルライフ
    bjm_tms
    bjm_tms 2012/12/09
    「不得意分野を頑張ることが力になる人と、鬱になる人がいるから。」
  • 「今がいちばん精神状態が幼いかも(笑)」【吉田仁美】7歳でデビュー、逆行のライク・ア・チャイルド

    元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが、自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載の13回目です! 今回は、吉田仁美さんが来てくれました! ――おはようございます、早朝からどうもすいません! 吉田 すみません、私のせいで……! ――いえいえ、こちらこそお忙しい時にすみません……。今ちょうど舞台『聖闘士星矢』(7月28日~31日)の稽古中なんですよね。さっそくなんですが、劇中で胸を揉まれるシーンがあるっていうのは当なんですか? 吉田 アハハ! それ、なくなったんですよ! プロデューサーが冗談好きで、単に「胸を揉みしだく」が言いたかっただけっていう(笑)。 ――揉む側と揉まれる側がどっちも「まあ、仕事だからやりますけども……」って言ってるインタビュー記事が面白かったです。 吉田 「まあ、仕事なんで、気は乗

    「今がいちばん精神状態が幼いかも(笑)」【吉田仁美】7歳でデビュー、逆行のライク・ア・チャイルド
  • 「Twitter始めるまで、いつも泣いてた」【宍戸留美】20年目のセルフポートレート

    ──元祖フリーアイドルで声優のルンルンこと宍戸留美さんが自らカメラマンとして可愛い声優さんたちの写真を撮り、さらにアイドルライターの私(小明)がインタビューする不思議な連載が始まります! とりあえず初回ということで宍戸さん、NHKアニメ『はなかっぱ』のヒロイン”ももかっぱちゃん”と、『B型H系』(TOKYO MX他)の”エロ神様”役、おめでとうございます! 宍戸 うふふ、ありがとうございます、オーディション受かりました。 ──オーディションだったんですね、宍戸さんクラスの声優さんは、てっきり自然に仕事のオファーが来るもんだと……。 宍戸 私はフリーだし、そんなの全くないです。耳をダンボにしてオーディション情報を拾わなければ(笑)。 ──どうして事務所に入らないんですか? 宍戸 うーん。事務所によって、NHKに強いとか、洋画に強いとか、コマーシャルに強いとかいろいろあって、どこがいいか分から

    「Twitter始めるまで、いつも泣いてた」【宍戸留美】20年目のセルフポートレート
  • レアアースだけじゃなかった! 尖閣問題がもたらすオタク産業大変動の可能性

    尖閣諸島問題に端を発して、コジれまくっている日中関係。ハイテク製品に欠かせないレアメタルの輸出規制は、広く注目を集めている。レアメタルに限らず、今や中国はあらゆる産業にとって不可欠な生産拠点。もちろん、オタク産業も例外ではない。微妙な日中関係にオタク産業の現場はどうなっているのか? 日向けのレアアース輸出停止がマスコミを騒がせた、9月下旬。中国オタク向けグッズを発注している業者にも、騒動が起きていた。何の前触れもなく、一部の荷物が輸入されなくなってしまったのだ。原因は、中国側で通関業務が停止してしまったこと。 「中国ではこれまでも、突然理由なく通関が止まってしまうことは、何度かありました。なので、いつものことだとは思う反面、長引けば冬のコミックマーケットあたりに影響が出るのではないかと、不安な声も流れていました」(オタク向けグッズを扱う業者) 現在、輸入は再開されているものの、仮に停止

    レアアースだけじゃなかった! 尖閣問題がもたらすオタク産業大変動の可能性
  • 朝日新聞までもが危惧し始めた「世界に広がるオタク文化」の幻想と危機的状況

    もう「世界に広がるオタク文化」の幻想を見る時代は終わった。2月7日付の朝日新聞の別冊紙面「GLOBE」が「MANGA、宴のあとで」と題して、日のマンガ・アニメが持て囃されているはずのフランスとアメリカで売り上げが伸び悩んでいる現状をレポートしている。 秋葉原で外国人観光客を見かけることは珍しくなくなった。世界のあちこちでオタクイベントが開催されていることはニュースにもなる。YouTubeなどの動画投稿サイトでは、世界のあちこちで、コスプレしてダンスするオタクたちの姿を見ることができる。 それなのに売り上げが伸び悩むとは、どういうことか? 「newsweek日版」が「萌える世界」と題して世界に広がる萌え文化を紹介したのは2007年3月のこと。それから4年余りの間に何が起こったのか? 答えは簡単である。最初から日のマンガ・アニメが世界のあちこちで持て囃されているというのは、幻想に過ぎなか

    朝日新聞までもが危惧し始めた「世界に広がるオタク文化」の幻想と危機的状況
  • 「コミケ発禁即売会」を掲げたイベントの実態は自主制作エロ画像販売会だった!!

    bjm_tms
    bjm_tms 2012/12/09
    すごい皮肉>「彼女らは、一度は逮捕されてみるべき」
  • 「取次や再販制度はどうなる……!?」TPP参加は日本出版界壊滅への序曲か

    少し前まで経済ネタとして盛んにマスコミで報じられていたTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)。シンガポール、ブルネイ、チリ、ニュージーランド、アメリカ、オーストラリア、マレーシア、ベトナム、ペルーの9カ国が参加している経済協定で、当初は農業関係と誤解されていたが、後にすべての品目が対象になることが広く知られるようになり、国内経済に多大な影響を及ぼすとして激しい賛否両論を巻き起こした。特に反対派は、さらなる規制緩和とグローバル化によって、国民生活が深刻な状況になると猛反発している。 そうした意見が飛び交う中、一部で取り沙汰されているのがTPP参加による出版に対する影響である。複数の出版関係者は、「TPPで日の出版界が、まったくの手つかずということは考えられないのではないか」と話す。 「日の出版業界は、再販制度にしろ取次にしろ、流通の点だけとっても特殊な形態になっています。これに対して、アメ

    「取次や再販制度はどうなる……!?」TPP参加は日本出版界壊滅への序曲か
    bjm_tms
    bjm_tms 2012/12/09
    変えてアメリカが得かが疑問>「日本の出版業界は、再販制度にしろ取次にしろ、流通の点だけとっても特殊な形態になっています。これに対して、アメリカが規制緩和や市場解放を求めてくることは十分に考えられます」
  • 『黒子のバスケ』騒動で露呈した、大手同人企業・スタジオYOUの権利意識

    最近相次いでいる、漫画『黒子のバスケ』の作者・藤巻忠俊氏の母校や出版社、イベント会場などに脅迫状や薬物のようなものが送り付けられる事件。そんな中、脅迫状が届いた同人誌即売会主催企業が、フジテレビの取材を「無断撮影」だとして、撮影した動画などの廃棄を求めて波紋を呼んでいる。 この事件が起きたのは10月21日のこと。この日、フジテレビ東京ビッグサイトで『黒子のバスケ』を扱う同人誌即売会に脅迫状が届いていたことを知り、取材に訪れた。主催者の「スタジオYOU」の説明によれば、会場を通じて取材の申し出があったが、これを断った。ところが当日夕方のニュース番組で、会場の様子を撮影した映像が流れたため、同社に電話で抗議。ところが同社がそれに応じなかったため、弁護士を通じて謝罪と撮影素材の廃棄を求める内容証明を送付したというものだ。 スタジオYOUの要求は、「撮影等によって件参加者のプライバシー権を侵害

    『黒子のバスケ』騒動で露呈した、大手同人企業・スタジオYOUの権利意識
  • 「筋が通らないことをしている」カリスマ同人作家・ZUNが同人ショップを痛烈批判!

    ゲーム音楽小説、コミックなどさまざまな形態で展開され、若者を中心に絶大な人気を誇る「東方Project」。その原作者である、同人サークル・上海アリス幻樂団の代表・ZUN氏と、シリーズ初期から東方Projectと懇意にしてきた同人ショップ・ホワイトキャンバスの間で問題が発生。作品のファンや二次創作の作り手たちに波紋が広がっている。 事件の発端は、2011年12月20日付でZUNのブログ「博麗幻想書譜」にアップされた「冬コミとか業務連絡とかガイドラインの再確認とか」と題するエントリー(http://kourindou.exblog.jp/17092211/)。そこでZUNが次のように発表した。 「コミックマーケット80で発表した東方神霊廟(引用者注:「東方Project」のゲームのタイトル)の委託が9月から開始されていますが、ホワイトキャンバスについては取り扱いを一時休止しました」 理由と

    「筋が通らないことをしている」カリスマ同人作家・ZUNが同人ショップを痛烈批判!
  • 歴史・人物・雰囲気……同人誌即売会の原点が一挙に集結!『MGM』が5年ぶりに開催

    1月22日、創作系同人誌即売会MGM(まんが ギャラリー&マーケット)が、5年ぶりに開催された。MGMは、コミックマーケットの創設母体ともなった同人サークル「迷宮」が主催するコミックマーケットに次ぐ歴史を持つ即売会だ。いったい、どんな顔ぶれが集まるのか、ワクワクしながら会場へと向かった。 98回目の開催となった今回のMGMは、創作漫画オンリーの即売会だ。1980年以来、年2回ペースでの開催は続いていたが、2007年に長らく会場としていた川崎市中小企業婦人会館が閉館されたことで開催が中断。11年には、主催者代表の亜庭じゅん氏が死去し、このまま消滅してしまうのではないかと、危惧されていた。 しかし、昨年8月のコミックマーケットにて、MGM98の開催告知のチラシが配布されたことで心配は期待へと変わった。そして、開催当日を迎えたのである。 MGMにおいて注目すべきは、初期の同人誌即売会の雰囲気があ

    歴史・人物・雰囲気……同人誌即売会の原点が一挙に集結!『MGM』が5年ぶりに開催
  • 巨大資本・文教堂の参入で激化する同人誌書店のシェア争いの行方

    巨大資の参入で、オタク産業の一角を担う同人誌書店に業界再編の兆しが見え始めている。かつては同人誌即売会でなければ手に入らなかったマンガ・アニメ等の同人誌を、いつでも気軽に買えるものへと変貌させた、同人誌書店。果たして生存競争に勝利するのは、どの書店なのか。 オタクの街、秋葉原。そこには「コミックとらのあな」「COMIC ZIN」「アニメイト」「メロンブックス」などいくつもの店舗が軒を連ねている。これらの書店が、同人誌市場を巨大化させる一翼を担ってきたことは、いうまでもない。 このマーケットに新たに参入を決めたのが、大手新刊書店チェーンの「文教堂」だ。文教堂は、大日印刷の連結子会社で、首都圏を中心に182店舗(2010年8月時点)の書店を運営する日最大規模の書店チェーンだ。近年では、新刊書籍の販売だけでなく、一部の書籍を対象に税抜き定価の3割で買い取り、ネット販売する新古書販売事業にも

    巨大資本・文教堂の参入で激化する同人誌書店のシェア争いの行方
  • 寡占化が進む同人誌書店 リブレット撤退は新たな業界再編の布石か

    男性向け同人誌に定評のあるメロンブックスだが、 今回の撤退は果たしてどのような結果をもたらすのか (2011年末秋葉原店の店頭にて)。 新たな業界再編の動きの一部なのか。1月末、同人誌書店の大手・メロンブックスが女性向け部門のリブレットの事業を2月末で取りやめることを発表し、注目を集めた。これにより、同社は女性向け事業からは完全に手を引き、男性向け同人誌を中心に据えた事業を展開していくことになる。 リブレットは、メロンブックス店内にコーナーとして展開するものも含めて全国に6店舗。中でも池袋店は昨年9月にオープンしたばかりで、早期撤退を決めた背景には、この店舗の売り上げが芳しくなかったことがうかがい知れる。業界の動向に詳しい同人誌書店関係者は語る。 「損失が拡大する前に、早期に不採算部門を切り捨てたのは経営判断としては的確です。その点については英断といえるでしょう」 同人誌市場全体の動向を見

    寡占化が進む同人誌書店 リブレット撤退は新たな業界再編の布石か
  • 早くも「漢」が立ち上がった――老舗同人誌即売会・ガタケット存続の危機を救え!

    新潟県で1983年以来続く、全国でも指折りの老舗同人誌即売会・ガタケットが存続の危機に陥っている。新潟県は、全国でも珍しい自治体の主催による「にいがたマンガ大賞」が行われており、応募作の表現の豊かさは全国的にも注目を集めている。新潟にそうした豊かな文化が育った背景に、主催団体にも名を連ねるガタケットの存在があることは間違いない。また、イベントを運営するガタケット事務局代表の坂田文彦氏(マンガ大賞実行委員会の副会長でもある)は、同人誌即売会の唯一の全国組織である「全国同人誌即売会連絡会」の発起人にも名を連ね、同会の連絡先はガタケット事務局になっている。 筆者も拙著『マンガ論争』(マイクロマガジン社)シリーズの共著者・永山薫氏と共に何度か訪問しているし、坂田氏にも幾度も取材を行っている。理念もあり、地域に根ざしたイベントであることは間違いないし、坂田氏の冷めることのない熱気にも触れている。そん

    早くも「漢」が立ち上がった――老舗同人誌即売会・ガタケット存続の危機を救え!