昨年末の選挙で衆院の女性議員比率は10.6%から7.9%に下がり、OECD加盟国(34カ国)中、最低になった。政権公約で自民党は、あらゆる分野で指導的地位に占める女性の割合を平成32年までに30%に引き上げる目標を掲げた。女性議員を劇的に増やすには、各国で導入が進む女性枠「クオータ制」が効果的だ。男女平等政策に詳しい十文字学園女子大副学長の橋本ヒロ子さんと、女性初の自民党政調会長で衆院議員、高市早苗さんに聞いた。(村島有紀)◇ ≪橋本ヒロ子氏≫政党候補者を男女同数に ○小選挙区は女性不利 --昨年12月の衆院選で、女性議員が減った 「どの国も伝統的に『政治は男がするもの』という意識が強く、小選挙区は女性に不利。男女平等が進んでいる北欧でも、1970年代後半にクオータ制が始まるまで女性議員は少なかった。また、96年に下院で6.4%しか女性がいなかったフランスは、2001年に各政党の候補者名簿
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